看護師兼ライターしらいしゆみかのブログ

フリーランスで働く看護師兼ライター。いろんなところで働いた経験から、看護師の働き方や悩み、生き方について本音で語るブログ。たまに雑記も。

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オツボネになってない?予備軍大丈夫?一緒にオツボネ度チェックしよう!

看護師兼ライターの白石弓夏(しらいしゆみか@yumika_shi)です!

オツボネ看護師に関するツイートをしてバズっていたら、最近会う人会う人から「あ、あのオツボネツイートの…」みたいな通り名がつくようになっていました(笑)

 

特別狙っていたわけではないのですが、まぁ悪い気はしないので、このまま突っ走ろうと思います( ˘ω˘)スヤァ

また、今年からオツボネネタの記事をカンゴトークさんやm3メンバーズメディアでも連載アップしているので、気軽に読みに来てください!
 

さて、過去にもオツボネ対処法などの記事は書いているのですが…

あなたはオツボネになってない?予備軍大丈夫?と思う人ってけっこう多くてですね。

 

私も気を抜いたらそちら側だと思っているので、自戒を込めて。

こんな発言や考えをしていたらイエローカード、レッドカードというものを考えてみました。

自分自身じゃオツボネか?なんてわからないですからね。

一緒にチェックしていきましょう!!!

 

 

オツボネ度イエローカード①:気づいたら愚痴ばかりになっている

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よくありがちなのが、「も~今年の新人は~」「私たちのころはもっと大変だったんだから~」みたいな会話です。

つい言ってしまいがちだとは思うのですが、これ常用している人はやばめです。

あとは、「私が~したのに」「なんで~なのに」とか、人に“やってあげた”を押し付ける考え、言葉を使う人も要注意。

 

こういう人は、案外看護師3~5年目くらいの若手でもけっこういますよね。

(いやいや、つい最近まで同じようなことで怒られてたじゃん…と心の中でツッコミを入れています)

 

いわゆるお節介焼きなのに、あとからあーだこーだ言う人もオツボネと紙一重だと思いますね。

 

これらに共通するのは、自分のことしか見えていない、周りが見えていないという点です。

同僚に愚痴るくらいならまだよくて、これが本人に直接言う、聞こえるように言ってしまうとイエローカード②に移行します。

 

オツボネ度イエローカード②:意地悪な言い方をする、自分のことは棚に上げる

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イエローカード①と似ている部分はありますが、受け手にとって不快な思いをする言葉を、平気で言ってしまうことです。 

たとえば、以下のようなやりとり。

若手「Aさん(オツボネ)、さっき頼まれた○○終わりました!」

オツボネ「え、これまだ終わってないけど?いままで一体何してたの?」

 

キタ~これ~キタ~!!!

 

「じゃあ自分でやれよっっつ!」ってなりますよね。

同じ場面で、オツボネ以外の先輩であればこのように返します。

できる先輩「ありがとう!あとはやっておくね!」

 

まず、人に頼んだことに感謝する、忘れることは人間誰しもあるので、責めずに改善方法を考えるとか、フォローをしてくれます。

人として当たり前じゃん…みたいなことができない、できなくなっちゃうのです。

(仕事の忙しさもあるでしょうが、それを理由にしたらあかん)

 

あとは、自分のことは棚に上げるケースも多いですね。

オツボネ「ちょっとー○○さん、これできてないんだけど、どういうこと!?」

と大声を出してキーキー騒ぐくせに、自分が同じようなことをすると途端に開き直ります。

「おい、どの口が言ってたんだ?あ?この前のセリフ、録音して大音量で耳元で聞かせてやろうか?」

と思ってしまいますよね…まったく。

(すみません、口が悪くて笑) 

 

ここまでになると、そろそろ周りも手の施しようがなくなってくるレベルになります。

 

オツボネ度レッドカード:完全に人の話が入らない、独裁的な考え・行動

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イエローカードで、まだ周りから注意されるレベルであれば救いようがあるのですが、このレッドカードまでくるともう誰も近寄れなくレベルになってきます。

ここまでくると、怖いものがなくなりますし、周りはみんな言うことを聞くし、居心地の良さでさらに悪循環になることが考えられます。

 

このレベルのオツボネになると、口癖がかなり偏った言い方をするようになります。

「ねぇ、なんで○○しなかったの?」

「○○のときは、○○するのが当たり前だよね!?」 

「○○するなんて有り得ない」

というような人格否定も平気で言ってきます。

本当になんで看護師やってるの?というレベルの人もいるのが恐ろしいです。

 

これが主任や師長などと役職がつくともう…。

(派遣でそういうところを見てきましたが、もう地獄としか言いようがない…)

 

オツボネになりたくない場合にどうしたらいい?

このブログを読んで、まずはどう思うか

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ブログを読みながら、「私大丈夫かな?」と心配になる人は、比較的客観的に自分のことを見られるし、真面目で優しい性格だと思います。

むしろ、そこまで考えすぎないほうがいいかもしれません。

気にしすぎて逆に病みそう( ;∀;)

 

問題なのはこのブログを読んで、「わかるわかる!こういう人いるよね~」と、超他人事のように思っている人。

オツボネは自分でオツボネだと気づいている開き直り確信犯もいますが、なかには気づいていない人もいます。

「私は、あなたのためにやってあげている」みたいなタイプですね。

教育熱心なところが、あらぬベクトルで向かっている人に多そうです。

みなさん、大丈夫ですか?

 

愚痴を言う前にどうにかするように考える、行動する

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まずは、イエローカードの段階でどこまで自分で気づけるか、改められるかが重要だと思います。

どんなにできる人間であっても、同じように愚痴を言いたくなる場面もありますよね。

だけど、決して愚痴だけ言ってスッキリ!で終わらせないことが、大きな違いだと思います。

 

たとえば、私の尊敬する先輩や上司のケースを考えてみます。 

「新人さんのここまずいよね…」という場面があった場合、「こういう理由でこうなるんじゃない?じゃあ、こうしてみよう!」と、きちんと道筋を立てて、お互いのためになるようにやりとりを進めます。

ベテランと新人、若手などと壁を作らずに一緒に考えていく雰囲気がありました。

こうした人のもとで働くと、不思議と同じように成長していくのでオツボネになりにくいと考えます。

 

私もあまり愚痴を言うタイプではなく、それよりも何ができるのかということを大事にしています。

グチグチ言ったってなにも変わらないじゃんっていう考えです。

 

想像力を鍛える

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次に私が大事だと思うのは、想像力です。

オツボネは、自己中心的な話ばかりで、相手への配慮だとか想像力が足りないことが原因でトラブルが起きていることが多いと思います。

 

想像力はある程度鍛えることができます。 

これって、なにも仕事の話だけではなく、恋愛においてもそうだし、子育てなどにも通じるものがありますよね。

「だから、オツボネは独身なんだ…」って、妙に納得できる部分もあります( ゚Д゚)

 

想像力を鍛えるためには、たぶんいろいろな方法があるかと思いますが、一番はさまざまなことに興味を持ち、触れて感じてみること。

本を読んだり、旅行に出たり、人に会ったり…。

自分と違うものや知らないことを、素直に自分の中に受け入れてみる、これを繰り返すことが大切ではないかと思います。

 

結局は、オツボネも自分を守っているだけなのですよね。

自分と違うもの知らないものを受け入れられない。

口調が怖かったりするので一見強そうに見えますが、本当に精神的に強い人はあんな風に他人に対して攻撃はしません。

オツボネは弱いから自分を守るために必死なんだ…と思うようにしています。

(私は常に「あらあら、お可愛いこと…(漫画かぐや様は告らせたいより)と思って、感情を抑えています」)

 

オツボネにならないために、自分の仕事や人生のために

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なんかペラペラと偉そうにいいましたが、このままだとオツボネになりそうだな…という場面は私にもあります。

だけど、ブログでまとめたようなことを日頃から気を付けています。

 

最近はSNSやブログを通して、いろんな人に会っているのもその一つです。

10歳以上も歳の離れた人や医療職以外の人まで。

楽しみでもあり、これも一つの訓練でもあり、ライターとして仕事をする上で、想像力は必要不可欠だと思うので頑張っています。

みなさんも、オツボネにならないために…自分の仕事や人生のために、気を付けていってほしいです('ω')ノ

 

 過去のオツボネ記事↓

www.yumikaorururu.com

 

www.yumikaorururu.com

 

 

【第1回ナスキャリ座談会】看護師のキャリア座談会レポート

看護師兼ライターの白石弓夏(しらいしゆみか@yumika_shi)です!

先日、私が部長(仮)をしているナスキャリ部(看護師のコミュニティ)でキャリアに関する座談会を開催しました!

イベントは『ナスキャリ座談会』命名

 

いろんな場所で働く看護師が集合し、普段どんなことを考えて働いているのか、いままでのことやこれからのことをざっくばらんに語る会となりました。
 

ナスキャリ部としては初めての大きなイベントだったので、準備から当日の運営でご迷惑をおかけした場面もあったかと思います。

それでも、参加された方からの感想も手ごたえを感じるものだったので、ひとまずほっと胸をなでおろしているところです。

 

さて、参加したくても当日は雪の影響で急遽来られなかった方や、遠方でなかなか気軽には行けない方もいらっしゃるかと思うので、できる範囲でレポートを書きたいと思います。

だが、しかし!

オフラインの場だからこそ本人の言葉で語られた内容、そもそもあまり個人的な情報は公開していない方も中にはいらしゃったので、正直細かくは書けません。

申し訳ないです( ;∀;)( ;∀;)

気になる方はそれぞれの方のTwitterをフォローしていただければと思います。

 

 

  

ナスキャリ座談会!登壇者メンバー

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今回の登壇者に関して。

ナスキャリ部のLINE@に登録しているメンバーにSNSなどで発信されている看護師で、キャリアの話を聞きたい人はいますか?」とアンケートを実施。

その結果をふまえて、8人の看護師にお声かけさせていただきました。

(快く参加を承諾してくださり、誠に有難うございました)

 

中には、お顔や職場の詳細はNGという方もいらっしゃるので、ひとまず登壇者の自己紹介文のみ掲載。

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病院で働く看護師をメインに、最近注目されている訪問看護師や企業、海外の働き方について、メンバーから意見の多かった働き方をしている方々が集まってくれました!

 

ナスキャリ座談会に参加しての感想 

登壇者の感想↓ 

参加者の感想↓  

 

あ、座談会の名ファシリテーターをしてくださいました、おぬさんです↓

後日談はYouTubeでも↓ 

  

運営として

なんだかすごい人がいっぱいいた~で終わらせない!

と考えていた通り、座談会とその後の交流会を通して、

「身近に自分のキャリアについて考えるきっかけができた」

「キャリアの方向性が少しクリアになった」

「気になる働き方をされている方に直接話を聞くことができた」

などの感想をいただきました。

実際に、CRA(臨床開発モニター)の働き方や海外で働く看護師の話は「初めて知った!」という方も多く、とても有意義な時間になったと思います。

 

もうね~めちゃくちゃ嬉しかったです。

企業とコラボしているわけではないので、安心して本音が言える。

現場で働く看護師の満足度が高いものを、看護師としてこれからも企画していきたいと思います。

 

派遣看護師、フリーランス、看護師ライターとしての私の働き方

派遣看護師やフリーランス、看護師ライターとしての働き方に興味があるとアンケートで答えてくれた方がいたので、私も登壇者として座談会に参加しました。

持ち時間がそれほど余裕があったわけではないので、私としての回答をこちらでまとめてみます。

  

当日の座談会では、以下のような質問をファシリテーターであるおぬさんから投げかけられました。

その一部です。

 

自己紹介、普段の働き方について

しらいしゆみか、看護師11年目。

小児科と整形外科をメインに病棟で経験を積む。

転職の合間で、病院以外の働き方としてツアーナースや保育園、単発派遣で働き、看護師の働く場所が病院以外にもたくさんあることを知る。

現在は派遣看護師として週3日勤務(病院やクリニック、施設、健診、ツアーナースなど)、フリーランスとしてライター(看護、医療系メディアで執筆)の仕事も両立している。

 

看護師になったきっかけ

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座談会ではかなりさっぱりした紹介をしたのですが、実はいろいろとあります。

  • 小さいときに入院した経験、そのときに遊んでくれた「ふじいぱん」と呼んでいた人がナースマンだった
  • 美容師や介護士、保育士など、人とかかわる仕事に興味があった
  • 小さい子の面倒を見るのが好きだった
  • 高校の時に野球部のマネージャーをやり、応急処置やテーピングを勉強しながら看護師ありかもと思った
  • 高3の夏に祖父が脳梗塞で倒れ、お見舞いに通う

これらのことがきっかけで、必然的に看護師になったという感覚でした。

親や周りからも「向いている」「天職だと思う」と言われていたので、何も迷いはなかったです。

 

派遣看護師やライターになるために必要なこと

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派遣看護師は派遣会社の条件(臨床経験3年以上など)がクリアされれば、ぶっちゃけ誰でもできます。

だけど、気を付けなければいけないのは、総合病院のように勉強会があるわけでもなく、先輩がいてあれこれ指導してもらう、アドバイスをもらう機会はほとんどなくなることです。

自ら学んでいかなければ、浦島太郎状態。

 

楽に看護師の仕事をすることも実際はできちゃうんです。

たとえば施設の看護師の仕事はバイタル測定、服薬、スキンケアなどと看護技術的には簡単なことばかりです。

誰でもマニュアルを見ればできる内容。

その状況から利用者さんたちの健康と安全を守るためになにが必要なのか、派遣としていく場合に他のスタッフとの調整など本来やることはいろいろとあります。

そのことに気づけず、ただルーチン業務としてこなすだけでは、看護師である必要性がなくなってしまうので、その点で看護師としてのモチベーション維持が大変だと思っています。

 

ライターになる話は、座談会ではしなかったのですが…

ライターも同じく、いまではクラウドソーシングサイトなどが普及してきたこともあり、誰でも登録さえしてしまえば看護師でライターができる時代です。

 

ただし、手軽に始められる仕事ではありますが、看護師として記事を書いてアップした時点で誰かが読むことを忘れないでほしいです。

間違った内容ではないか、客観的に物事が見れているかなど…この記事を読んだ先の相手のことまで考えられないといけないと思っています。

そうでないと、ただの自己満足な記事になってしまうからです。

 

私もまだまだ勉強中なので、「これって本当に読者が知りたいことなのか?」「この言葉の使い方は相手を傷つけないかな?」「考えが偏っていないかな?」などのことを常に自問自答しながらやっています。

難しいですね~。

看護師ライターとして、いろいろ熱く語れる仲間がほしいです( ;∀;)

 

看護師以外でやりたい仕事

正直、看護師以外でやりたいことがパッと思い浮かばなくてですね~。

看護師でもまだまだ知らない働き方があって、いろいろやりたいな~と思っている段階なので、これといったものがないです(笑)

 

ただ、人とかかわる仕事が好きなのと、旅行が好きなので、ツアーナースはけっこう自分に合っていると思っていました。

結婚していなかったら、専業としてやっていたかもしれないです。

なので、旅行のツアーコンダクターなどで各国を飛び回るような仕事も憧れます(=゚ω゚)ノ

 

ナスキャリ座談会、次回開催は!?

初めてのナスキャリ座談会、無事に終えましたが…次回はまた半年後くらいにやりたいと思っています。

少し形式などは買えるかもしれませんが、メンバーさんにアンケートなどを取りながら進めていきたいです。

 

また、私が知っている看護師の働き方はた~~~くさんあるので、この情報も簡単な交流会やzoom勉強会などで小出しにやっていけたらと思います!

それでは~~~

 

 

私が働いている派遣の働き方について詳細はこちら↓ 

www.yumikaorururu.com

 

フリーランス看護師としての私の働き方!看護師でもフリーランスになれるの?

こんにちは!看護師兼ライターの白石弓夏(しらいしゆみか@yumika_shi)です!

  

さて、最近私を含めてフリーランス看護師」という肩書きの人がちらほらいるな〜と思っていますが、どんな仕事をしているか知っていますか?

 

私はブログタイトルの通り看護師として働き、ライターとしてもやっています。

でも、具体的な仕事内容、生活スタイルなどはどうしているのか?

そもそもそれで生計建てられるのか…。

ぶっちゃけ気になるところはあるかと思います。(お金とかね笑)

 

そんな、フリーランスの働き方について、自己紹介がてら私の仕事内容を紹介していきます!

看護師の働き方ってこんなことができるんだな〜と、働き方に悩んでいる人のきっかけ作りになれたら嬉しいです!

 

 

 

フリーランス看護師ってなれるの!?

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初めて会う人に「フリーランスで看護師とライターをしています」というと、よく「え、看護師なのにフリーランスってなれるんですか?」と聞かれます。

厳密には、看護師でフリーランスってことはないんですよね。

(※フリーランスは雇用関係がなく、単発ごとに契約を結ぶ働き方のこと)

 

私の場合でいえば、

フリーランスとしてライター、派遣看護師として働いているというのが正解です。(ややこしい笑)

 

 

いわゆる「二足の草鞋」ってやつですね。

 

最初はライターの仕事も、看護師の仕事の合間に副業感覚でやっていました。

でも、扱う内容が看護や医療関連のものがメインになってきたので、気軽にできるものではないと、きちんと本腰入れなければという思いで最近はやっています!

 

そんな看護師とライターの仕事について、実際にフリーランスとしてどうやって働いているかを紹介していきましょう!

 

派遣として看護師で働く仕事

病棟看護師から派遣看護師へ

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実は私、2年前に腰痛が悪化して働き続けるのが困難になり、病院を退職。

それから複数の派遣会社に登録をして、リハビリがてら自分のペースで働き始めました!

私が登録しているのはこちら!

 

以前にも転職の合間で派遣看護師として単発の仕事をしていたこともあったので、勝手がわかっているってことで、スムーズにスタートできました。

今まで単発でやった仕事をあげると、

  • クリニック
  • 健診
  • ツアーナース
  • ベントナー
  • 老人施設
  • デイサービス
  • 学校などの保健室
  • 看護学校の実習教員
  • 訪問診療

などなど……ほぼ派遣仕事網羅したんじゃないかって感じです(笑)

 

でも、腰痛持ちということもあり、重労働ではない場所を選んで働いているので、少し制限があります…!

 

詳しい派遣の働き方はこちら!↓ 

www.yumikaorururu.com

 

 

派遣と直接雇用で働くやり方

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今よく受ける仕事はクリニックと健診、老人福祉施設です。

看護師経験が10年で一通りの看護技術ができれば、それほど派遣仕事で困ることはありません。

さすがに美容系や透析などの特殊技術が必要な案件は受けられませんが、それ以外ならほとんどが条件クリアとなるため、かなり仕事を選べる方だと思います。

 

そうして、派遣としてある程度クリニックや健診などをこなしてくると、ここの場所は働きやすい!というところが次第にわかってきます。

家から近くてスタッフともやりやすい、先方から次回も入ってほしいとオファーがあったとか。

私の場合は、そうした働きやすいところで、ある程度固定して働いています!

 

だって、毎回毎回新しいところで一からやるのって新鮮さはあっても、精神的に疲れるんですよ……

(ほんと、むかつくオツボネと当たることもあるので)

たまに新しいところに行くくらいが、私にはちょうどいいかな~と思っています。

 

あとは、元々いた病院で契約社員として、月にフォローで入る直接雇用でも働いています。

夜勤はやっていませんが、今後腰の状態が落ち着いてきたら復帰するかもしれません。

 

派遣会社は3箇所使っていて、自宅から電車で30分圏内で仕事を探して週に3回ペース。
派遣会社から連絡が来て急遽入ることもありますが、基本的には自分の入れたいときに!というスタイルでやっています。

(これは私が都内に住んでいるから、派遣も選ぶ余裕があるのだと思います)

 

派遣として看護師で働く良さ

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私自身、腰痛がひどいときには立っているのさえ厳しい状態でした。

なので、自分の体調をみながら短時間(3~4時間の半日勤務)で働けることが、派遣になっての一番のメリットだと思っています。

特にクリニックや健診は午前のみという案件が多いです。

 

また、厄介な人間関係に縛られることがなくなったのもいいですね。

たとえ、嫌なスタッフがいたとしても、1日だけと思えば頑張れますし、単発で行くところの多くは少人数制のところなので、看護師は自分一人ってこともあります。

ある程度自分で采配できるのは大きいですね。

 

派遣として看護師で働く悩み

 結局は派遣看護師なので

  • 給与の不安定さ
  • 福利厚生などがない
  • 率先力としてのスキルが求められる
  • 欠勤してしまうと今後の働き方に影響が出る

などの悩みもあり、誰にでもおすすめできるものではないと思っています。

 

なかには派遣看護師に対して当たりが強いところや、変なローカルルールを押し付けてくるところも……。

看護師11年目の私でさえ新人扱いされることもあり、そういったところでも割り切ってオールマイティーにできる人が向いているのではないかと思います。

 

派遣やフリーランスで自由だー!

といっても、それなりに大変さはあるんです( ;∀;)

 

派遣として看護師で働くお金事情

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やっぱり気になるのが、お金に関して。

だって、派遣の方が簡単に稼げたら、誰も疲弊しながら病院で夜勤やらないよ!って思います。

 

私が単発で入っているクリニックなどの相場としては時給1800~2200円くらい。(都内近辺)

たまに病欠で急募が出た場合には、時給2200~2500円くらいになることもあるので、ラッキー!って感じです。

 

個人的にお得だと感じているのは半日で8000円以上の案件!

普段時給で働いていると、1800円の場合で8時間勤務なら1日14400円ですよね?

半日なら7200円。

それなのに、半日固定額で8000円以上ということは、場合によっては

時給案件よりも稼げます!

 

なかには夜勤専門で稼いでいる人もいますね。

夜勤案件も一回3~4万くらいなので、うまく組み合わせれば最強です。

 

仕事の種類によっては半日15000円くらいになるときもあるので、私のように長時間働くのが厳しい人にはとっても嬉しいです。

(おいしい案件のとき、実はハードな仕事内容だったこともあるので注意ですが)

 

しかし、そんなことは派遣で働いている人はみんな知っていることなので……

とにかく早い者勝ち!

新参者には厳しい世界なので、思うようにスケジュールが埋まるかは難しいところ。

稼げるかはその人次第ってところです。 

 

現在の私は、週に3日(半日勤務が多い)看護師として働いて月10万円くらいでやっています。

 

フリーランスとして看護師ライターで働く仕事

どうやって看護師ライターの仕事をしているか

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現在、ライター関連の仕事としては、主にWEBメディアの

  • 記事執筆
  • 取材
  • 監修・リライト(他のライターさんが書いた記事のチェック・修正)
  • その他の企画出しや細かなチェック作業

などをやっています。

基本的には、看護師の仕事をしている日以外は作業をしているので、納期が迫ってくるとゆっくり休める日がなかったりします…

スケジュール管理が命(笑)

 

最初はクラウドソーシングサイトに登録し、趣味のアニメや漫画、旅行の記事などを、在宅にいながらできるということでやっていました。

その後、看護系医療系記事の方が単価が良かったので、勉強のためにさまざまな案件に応募して仕事をもらうように…。

最初の1年で合計300記事くらいは書いています

↓私が登録している一つはここ!

・ランサーズ

クラウドソーシング「ランサーズ」

クラウドワークス

しかし、手当たり次第にやっていた最初の一年から、現在ではより質を上げるために、自分が書きたい記事が書けるところ、会社の考え方が合うところ、スキルアップできるところに絞ってやっています。

 

直接企業へライター応募し、契約をもらうという形が多いです。

反対に、企業の担当者がブログやTwitterを見て、直接連絡をもらうこともあります。

 

記事を書く流れとしては、会社側から「こんな記事を書いてほしい」とテーマやキーワードを教えてもらい、構成に沿って書いていくやり方。

「何か案ありますか?」という企画の段階から考えて書いているものもあります。

クライアントによっては編集者さんが間に立ってくれて、細かいことをやってくれるところもあれば、自分自身がwordpressなどに打ち込んで編集作業もやるところ。

ネームを使うところもあれば、本名を出すところなどさまざまです。

 

今のところこんな感じで、ライターの仕事をやっています。

 

フリーランスとして看護師ライターで働く良さ

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腰痛持ちだったため、最悪看護師として働けなくなってしまっても、仕事に困らないようにとライターを始めたのがきっかけでもあり……

自宅にいながら自由に仕事ができる!のが最大のメリットだと思っています。

たとえ、インフルエンザに罹ったとしても、体が元気ならば仕事ができるとか

最強じゃないですか(笑)

 

あとは、執筆スピードが速ければ速いほど、時給換算すると看護師の時給よりいいなんてこともあります。

数をこなしていくうちに、自分なりのルーチンが生まれ、スピードが上がっていくからです。

 

また、元々新しいことやニュースに敏感でしたが、それがライターとして生かせること…

勉強嫌いだった私でも、記事を書くために新しいガイドラインや本を率先して読むようになりました!

(個人的にはすごい成長だと思っている笑)

 

フリーランスとして看護師ライターで働く悩み

情報を発信する立場として、読者から時に心無い言葉や厳しい評価をもらうこともあります。

また、記事のその先にいる読者への影響はときに大きいものになります。

本名を出しているとなおさらです。

自分が一般的だと思っていたことが、実はそうではなかったかもしれないときは

さすがにショックでしたし、力不足を痛感しました……

 

さらに、最近はライターを生業にする人、副業でも増えてきたので、ライターとしての自分の強みを出すことや、基本的なスキルの習得、常にアップデートも必要です。

何事も謙虚に、自分の力を過信しないようにという気持ちで、今は勉強しながら頑張っています!

 

フリーランスとして看護師ライターで働くお金事情

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こちらも気になるのはお金のこと。

ライターの相場がわからないですが、私が最初にやったクライドソーシングサイトでもアニメや漫画記事の単価は1文字0.5円以下でした。

3000文字書けば1500円。

 

しかし、看護や医療系の記事は同じクライドソーシングサイトでも単価は1文字1円~が多いので

看護師などの専門職は強いな!

と思います。

それから、会社と直接契約してからは1記事単価になり、クラウドソーシングサイトよりももらえるようになりました。

このへんは諸事情で割愛!(笑)

 

月平均30記事くらい作成して、月に15~20万円くらいといったところです。

看護師としての仕事を合わせて月収約25~30万円。

結婚して共働きなので、自分のペースで働けてこのくらいもらえれば、良しかなと思っています!

 

フリーランス看護師はスキルを売っていく仕事!

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よく知り合いやSNS上で関わる人からは

フリーランス看護師ってどんな働き方?」

「ライターって何やってるの?」

「めっちゃ楽しそう!」

という話をもらいます。

 

実際にTwitterなどのSNSでは苦労話をあまりしていないので、そういったイメージがついてしまうのかもしれません。

ですが、ブログではこうした実情も含めて等身大で書いていきたいと思います。

 

やっぱり、一つ言えることは、実際にはどんな仕事であっても大変な部分があるということ。

病院のような命と隣り合わせでいた時の緊張感はないけれど、何事も個人の責任になるので、厳しい世界です。


病院では自分だけではなく先輩看護師や医師、そのほかスタッフがいて協力して助け合っていきますが…

フリーランスとして看護師やライターとして働くのは基本一人、自分自身のスキルを売っていく仕事になります。

自分にはどんなことができるのか、なにができないのかを常に考える…

なので極端な話、自分でどうにかするしかないこともあるのです。

(それなりに信頼関係ができていれば、その限りではない)

 

こうした心構えがないと、一人で仕事をするのは難しいかもな~なんて。

めっちゃ偉そうに言っていますが、2年間フリーランスとして働いてきて、一番感じたことです。

 

もし、同じような働き方をやってみたいと考えている人は、その点も含めて人生設計を立ててほしいと思います!

 

フリーランスとして働く際に気を付けてほしいこと↓ 

www.yumikaorururu.com

 

派遣のことについてはこちら! 

www.yumikaorururu.com

  

看護師の副業についてはこちら!www.yumikaorururu.com

 

それでは(^^♪

 

 

看護師ライターがポモドーロ・テクニックを実践!25分集中5分休憩のサイクルで効果的に作業できるのか?

看護師兼ライターの白石弓夏(しらいしゆみか@yumika_shi)です!

 

今回はライター仕事に関するお話。

私は性格的にタスクをため込んでしまい、集中力が途切れてしまって、ズルズル時間がかかってしまうことがあります。

それでもタスクをこまめに分けたり、場所を変えたりしてなんとかやってきましたが、この作業だけでもなかなかストレス…。

もっと効率的に作業がアップする方法はないのかな~なんてぼんやりと思っていました。

 

そんなときに、たまたまTwitterで見かけたのが、このポモドーロ・テクニック。

気になって調べてみたら、今の私に必要な作業効率・生産性アップに関することで…!!

しかも、試しにやってみたらなかなか良かったので、そのまま体験レポを書きました~!!!

(なんだか冒頭文が、めちゃくちゃ怪しいビジネスの勧誘みたいになってしまいましたが、あえてそのまま書き進めていきます笑)

 

私のようにライターでお仕事をしている人はもちろん!

看護研究やケースレポートなどの資料つくり、看護学生の試験勉強でも使えるテクニックだと思うので、ぜひ皆さまお試しあれ~('ω')ノ

 

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ポモドーロ・テクニックとは25分集中5分休憩のシンプルなもの

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ポモドーロ・テクニックとは、1992年にFrancesco Cirilloさんが確立した理論。

大きなタスクを短い時間に分割して、休憩を挟んで反復するという作業効率・生産性アップのためのテクニックです。

このテクニックでは、集中力やモチベーション維持にも繋がるのが魅力でもあります。

 

そして、準備するものはタイマーだけ。

めちゃくちゃシンプルですよね!!!

私はいろいろ準備するだけで、やった気になって満足してしまうので助かります(笑)

 

いろんな方法論などでもそうですが、要はやってみて合う合わないか、どんなケースでできそうかなど、自分で考えることができたらいいと思います。

 

私の体験レポでは、3人で作業会をやったケースと一人でやってみたケースとで比べてみました!

 

3人で行うポモドーロ・テクニック

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たまたま、知り合いから「作業会をやりたい!」と提案されたため、「ポモドーロ・テクニックを実践してみたい!」と持ち掛けました(笑)

そして、即採用!!!

 

当日、大まかな流れとしては、こんな感じで進めてみました。

  1. タスクを選ぶ
  2. タイマーで25分を設定
  3. タスクに集中する、私語は基本禁止
  4. タイマーが鳴ったら、5分休憩
  5. 2~4を数回繰り返す

私の大きなタスクとしては、納期が迫っているライターの仕事が1本あったので、ひとまず完成させることを目標としました。

スマホのタイマー機能を使っていざ実践!

 

最初の25分集中タイム

最初の25分で構成を考えて下調べをして、1000文字まで書くことができました。

 

私の場合、普段の執筆スピードはかなりバラバラ。

はやいときは1時間で3000文字くらいいけるときもあれば、1000文字も書けなかったこともあります。

下調べが十分に必要なものや体験談ベースでスラスラ書けるものとさまざまなので、あくまでも目安ですが…。

 

ポモドーロ・テクニックの作業中は私語禁止にしたのと、なんとなくスマホを見ちゃいけない気がしたので、一気に集中できた気がします。

なかなかいいスタートです。

 

2回目の25分集中タイム

2回目では依頼内容の2000文字まで書き、推敲(文章チェック)する時間までありました。

ちょっと周りが気になりだしてくるのが20分前後なので、いいタイミングで休憩が入るな~と思いました。

 

タイマーが鳴り、5分休憩のときには、「ぶわっっっ開放された!!!」と快感さえ覚えます(笑)

永遠に続く作業…という感じがないのが、ズルズルしなくていいのかもしれませんね!

 

3回目の25分集中タイム

3回目ともなると、集中するスイッチの切り替えがスムーズになったような感覚があります。

なんと、目標のタスクであった記事1本目は終了したので、2本目に突入。

タスクの半分くらいである、1500文字ほど執筆することができました。

 

ここで、カフェ営業時間の兼ね合いもあり、作業は終了。

 

参加者の感想 

作業会に参加したお二人の感想~

二人とも好感触だったようです!!!

 

 

一人で行うポモドーロ・テクニック 

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後日、同じくらいのタスクを目標に3セット試しにやってみました。

流れは全く同じ。

 

が、しかし!!!

結果としては、1記事ぴったりでした。

これはたぶん、私が自分に甘いからだと思います(笑)

でも、まあまあ進みましたね~。 

 

ポモドーロ・テクニックをやってみた私が思うメリット・デメリット

メリット

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一番気に入ったのは、25分は集中するのにいい時間、5分は一息をついて次に切り替えるためにいい時間ということですね。

2時間頑張り続けるのは無理だけど、25分って案外あっという間に過ぎる気がしました。

25分を4回やればいいだけ。

5分以上休むと、せっかく乗っていた気持ちが冷めてしまうので、リフレッシュにはちょうどいいと感じました。

 

あとは複数人でやった場合、周りが集中しているのをみるとかなり触発されます。

本当にやらなければいけないタスクが溜まっているときは、作業会みたいにしてもいいですね!

 

デメリット

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これは私個人の問題でもありそうですが、ライターの仕事で一回波に乗ってしまうと、途中で作業を中断しなければいけないことが少しつらかったです。

というのも、全体的な作業効率としては上がると思うのですが、一連の流れが途切れるので作業を再開するときに、また前回の部分まで文章を読み直したりする必要がありました。

そのため、休憩を入れると若干文章の温度感が変わってくる…?と、こまかな点が気になりました。

勉強などであれば問題ないかもしれませんが、クリエイター職は同じように悩むケースもあるかもしれませんね。

 

あとは、一人でやるにはなかなか続けられるのか…という心配でしょうか。

私自身、周りのことがあれこれ気になってしょうがない性質でもあるのですが…

一つの作業中にメールが来て返信したり、新しいアイディアが思いついてメモをしたりすることがあります(笑)

なので、普段の作業ではやりにくさが出るかもしれないと思いました。

 

活用場面を考えてうまく活用していこう!

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ポモドーロ・テクニックを実践してみた内容やメリット・デメリットを紹介しましたが、うまく使いどころは考えなきゃいけないな~と思いました!

全体的には作業効率は上がりましたが、作業内容の向き不向きには気を付けなければいけません。

私個人としては、単純作業の方が向いている、思考を深めるような作業には向いていないのかな~と思ったので、自分が抱えているタスクを振り分けて行った方が良さそうです。

 

今後もうまく自分のなかで活用していけたらと思います~('ω')ノ

 

こんなアプリもあるので便利! 

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タスクに関する記事はこちら↓ 

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看護師が選ぶ血管ベスト1は誰だ!?採血と点滴のコツも伝授!

看護師兼ライターの白石弓夏(しらいしゆみか@yumika_shi)です!

医療機関で働く看護師のなかには、採血や点滴の処置を行うこと人も多いのではないでしょうか。

ぶっちゃけ、採血得意!ルート採るの大好き!な人もいますよね?

はい、わたくしのことです(笑)
 

若手だろうがベテランだろうが、目に見えて上達がわかるものでもあり、患者さんからも評価されやすいスキル。

採血や点滴ルートが採れた!採れない!で、その日のモチベーションにまで影響してくるかもしれません。

 

看護師にとって大事な処置の一つであり、単純に私が血管フェチであることが、今回ブログを書くに至った経緯なんですけど(笑)

同じく血管フェチの看護師仲間にも、ぜひ見てもらいたいな~と思って、ほぼノリで書くことに決めました!

 

題して、看護師が選ぶ血管ベスト1は誰だ!?

ほぼ私の独断と偏見によるものですが(笑)

 

行動力の化身なので、即座に血管見せてくれる人をTwitterで募集!

すると、看護師や医師から「自分の血管使ってください~!」と名乗り出てくれる人がけっこういました…

Twitter最強!!!

 

ここまで来たら、ただ、いい血管を紹介するだけではダメな気がしてきました。

(看護師兼ライターとして笑)

 

実際に5人の方とお会いして、それぞれ採血や点滴のときに気をつけていること、独自の攻略法なども一緒に聞いてきました!!

採血や点滴ルートを入れるのがちょっと苦手という人でも、上手くコツをつかむヒントがあるかと思います。

 

大事なのでもう一度言います…

いい血管を選ぶのは、私の独断と偏見ですので、そこは悪しからず(笑)

 

 

 

血管モデルの紹介

まず白石弓夏の血管チェック

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はい、まずは私の血管をご覧ください。

看護師泣かせまではいきませんが、ほぼ見える血管なし!!!

ただ、触るといい血管がいくつか眠っています。

新人や若手看護師には少し手ごわい血管かもしれませんね…

学生のときに3回も採血を失敗されてから、ややトラウマ気味なので、手技が怪しい看護師さんには「いつもここで採っています」と教えちゃうこともあります(笑)

 

血管確保時のコツ

私は病院での勤務が長いことや、いまでもクリニックや健診などで採血、点滴ルートを入れる機会が多いですが、いくつか気を付けていることがあります。

特に気を付けているのは準備と血管選びです。
この二つでほぼ決まる気がします。
血管を見えやすくするため、駆血帯で縛ったあとに末梢から中枢側に向かってこする(うっ滞させる)こともありますね。
第二指~四指の3本で血管の弾力や太さ、走行を確認。
見えるけど細い血管より、見えないけど太い血管を確実に仕留めます。

あと、気持ちも大事!!!(笑)

 

おまけに旦那の血管も拝借

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実は身近にいい血管がありました。

「なぜ俺は縛られて、写真を撮られているのだ…?」という表情をしています(笑)

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正中にきれいな血管が見えます。
コロコロと動く血管ではなく、安定感は抜群。

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手背は思ったより血管が出ないですね~20Gは針の長さがギリかな~ってところです。

肌が白いので、目視でもわかりやすいのがポイント。

旦那、いつも血管見せてくれてありがとう('ω')ノ

 

さあ、これより!!

ご協力いただいたみなさまの血管をご紹介していきましょう!!!

 

ふくっちさん

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私が主催する看護師の集まりに顔を出してくれて、いまリリース準備をしているメディッコ(医療者メディア)で、同じくメンバーとして関わっているふくっちさん(@nurseman_nao)。

男性看護師さんです。

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どうですか…。

こ、これは心の中で雄叫びをあげる血管!!!

という印象。

正中もどちらからでも採血はいけますね。

前腕の正中もかなりまっすぐで太くていい血管なので、18~20Gで間違いなくとれます。

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手背も…いい…。

ここまでの血管であれば、新人さんやルートをとるのが苦手な人でも安心してお願いできそうです。

 

血管確保時のコツ

ふくっちさんは看護師6年目なので、採血やルートをとるときのコツも教えてもらいました。

やっぱり血管選びが大事ですね。
見える=刺せる血管じゃないと思います。
二本指でよく触って確かめるようにしています。
あとは以前、麻酔科の先生に血管を穿刺するときは勢いよく入れるために、「親の仇!」と思って入れた方がいいと言われたことが印象的でした。
心の中でそうやって感覚をつかんでいます(笑) 

なにそれ!めちゃくちゃ面白いんですが!
うちの両親は健在ですが、使いたい(笑)


実はこの話をしているときに、「どんな風に刺します?」と実践してもらったところ。

私と針の持ち方が違うことに驚き!!!

いわれてみれば、針の持ち方や固定の仕方っていろいろありますよね。

ふくっちさんは小指を支えにして持つようです。

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スプーンを針代わりに再現(笑)

ちなみに私はこんな持ち方です。

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人差し指で角度を調節、針が動かないように固定している感じですね。

 

血餅さん

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急遽Twitterから連絡をもらい、駆けつけてくれた看護師1年目の血餅さん(@gyokuronootya)。

なんと、血液内科で働いているとのことで、難攻不落な血管たちとも日々対面することが多いという…。

 

しかし!!!

見せてもらった腕の血管が見えない!!!

なにより、弾力のある皮膚と血管に私の心が負けそうです(笑)

これが若さか……

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正中と手背は触ればありますが、写真だと映えない…結果に( ゚Д゚)

ちょっと難しい血管かもしれませんね~~~20Gいけるか…という(涙)

 

血管確保時のコツ 

看護師1年目のときって、採血や点滴とか苦手~という人も多い気がします。

だけど、血餅さんはその点ではポジティブ。

自分のなかでモチベーションを維持するのがうまいな~という印象でした。

これといって必勝法みたいなものはまだないですけど、とにかく回数をこなすことと、自ら感覚をつかむように努力はしています。
気を付けていることとしたら、病棟では浮腫みが強い患者さんもいるので、針を刺すときには皮膚の伸張を両手でやるようにしていることでしょうか…。

うおおお……なんて謙虚な。
なんかいろいろと揉まれてきた感がにじみ出ていますが、このまま頑張ってほしいです。

ちなみに針の持ち方はこうでした。

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両手で伸張ってこういうことか…けっこうがっつり固定ですね。

針は上から持つタイプでした('ω')ノ

 

おぬさん

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はい、月に1〜2回は会う相方看護師のおぬさん(@c_mikzuki)です。

思ったより正中は見えにくいですが、触るとめっちゃいいのがあります。

あと、点滴ルートもいけそうないい血管も眠っています。

 

ただ、テープ固定がやや難関です(笑)

(毛が邪魔をしてしまうため)

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手背の方がはっきり!!!

でも、これたぶん痛いとこですね…かなり(笑)

 

血管確保時のコツ

おぬさんは現在精神科の看護師さんでもあるのですが、以前は中央採血室にいたこともあり、もう目をつむっていても採血できちゃうような人です(嘘)

そんなおぬさんならではのコツとは。

皮膚の伸張をしっかりして血管を固定することが大事かなぁ。
なるべく血管までの距離を短くするために、ぐっと押さえていると思う。
あと、後輩とかによく言うのは「無理をしない」こと。
無理をしないとは「たぶんここに血管があるだろう」では刺さないでほしい、針で血管を探ることもしないでほしいという意味。
昔、神経に当たっちゃったことがあるから、なおさら気を付けているよ。

おぬさんらしい…!!!

こんな心構えも教えてくれました。

あとは、人に針を刺すことに慣れちゃダメだよね。
採血や点滴を入れるときは、声掛けをこまめにするし、けっこうしゃべる方だと思う。
患者さんの安全と安心を守る感覚だね。

まさか、この企画でこんないい話が聞けるとは思わなかった…
「人に針を刺すことに慣れちゃいけない」 って本当にそのとおりですね。
看護師はちょっと麻痺してしまうこともあるので気を付けたいです。

おぬさんの針の持ち方はこれ。

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おぬさんもがっつり上からいきますね~~~。

誰一人として同じ針の持ち方、固定の仕方がいないという…(笑)

 

メタリカさん

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ジョジョが大好きな中堅医師のメタリカさん(@metameta1982)。

普段は呼吸器内科を専門に病院で働かれていますが、当日はわざわざ仕事終わりに駆けつけてくださいました。

そしてジョジョのお土産もたくさんいただきました(笑)

 

さて、肝心な血管ですが!!!

んんん~~~写真ではちょっと見えにくい( ;∀;)

触ると正中の太い血管があるので、ほぼ失敗なしの血管です。

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あとは、外側にルートが採れそうな血管あり!!!

20Gいけるかな…弱気になって22Gでも…とか言っちゃいそう( ゚Д゚)

 

血管確保時のコツ

メタリカさんは中堅医師なので、最近では採血や点滴ルートを入れるようなことはないですが、研修医への指導はするそうです。

そのときにどんな風にコツを教えているのか聞いてみました。

医師のやり方ってちょっと興味ありますよね!!

一番はテンション(伸張)をしっかりかけろと言いますね。
痛覚になるべく当たらないようにぐっと引っ張ります。
引っ張り方としては、血管を直接押さえると虚脱しちゃうので、血管脇の皮膚を押さえるスタイルです。

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おおお~~~この持ち方あんまり見たことないです!
小児科の先生はこの方法が多い気がします!!!

それかこう。

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血管そのものをがっつり押さえるわけではなく、周辺の皮膚を伸張して血管を固定するようなイメージですね!

(※針先近くに指があると針刺しの危険があるので、そこは注意ですよ)

あとは、針の外筒が進められないようなときは、点滴を一旦繋げて血管を広げてから針を最後まで進める方法とか…いろいろコツはありますよね。

それは看護師もやります~脱水の患者さんとか!
医師も同じようにするんですね!

私がいままで働いていたところは看護師がなんでもやるところばかりだったので、いろいろ話が聞けて新鮮でした!

 

あんどーさん

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あんどーさん(@andyou_andme)は私と同世代の理学療法士さん。

たまたま別件でお会いしたとき、個人的に

おいおいお~い、めっちゃいい血管しとるやないか〜!

と思ったのがきっかけで、急遽写真を撮りました(笑)

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けしからん血管(笑)

もうどこでもいけるし、目をつむっててもいけるし…最高です。

毎日こんな血管の採血や点滴だったらいいな~~~

 

あとは、超!超!個人的な話!!!

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こういう血管の分岐点から穿刺するのが好きです(どうでもいい情報だけど大事) 

分岐してる付近は血管が動きにくく、狙いやすいので。

 

看護師が選ぶ血管ベスト1は誰だ!

いや~~~皆さま、本当にありがとうございました!!!

私がちょっと興味本位でツイートしただけなのに、遠方の方からも「近かったらぜひ使ってもらいたかった…」とまで言っていただき、感謝です('ω')ノ

しかも、いろいろと勉強にもなりました!!

みなさん共通する手技のポイントが「伸張をしっかりする」ということだったので、私も注意していきたいと思います。

 

さて、いろいろ思うところはあるでしょうが、ここで看護師である私が選ぶ血管ベスト1を発表します!!!

 

 

 

ドゥルルルル~~~♪♪♪(ドラムロールの音)

ジャーン!!!

 

 

 

 

ふくっちさんとあんどーさんで~~~す('ω')ノ

 

やっぱり見た目でも触ってみても、弾力と太さ、長さがしっかりある血管は最高ですよね。 

ただ、個人的には血管がわかりづらかった血餅さんは、いろんな血が騒ぎます(笑)

皆さまの血管ベスト1は誰でしたか?

また気が向いたら、面白くてちょっと勉強になる企画をしたいと思います~

お楽しみに~~~!!!

 

ご協力いただいた5名の方々、ありがとうございました(/ω\)

 

アイキャッチのうさぎちゃんイラストはこちらの無料イラストから拝借しました。

ロックマンみたいでかわゆい(*ノωノ) 

うさぎの看護師さんのイラスト🎨【フリー素材】|看護roo![カンゴルー]

 

 

www.yumikaorururu.com

 

看護師は病院から一歩出たらただの人!知らなくて驚いたビジネスマナー6選!

看護師兼ライターの白石弓夏(しらいしゆみか@yumika_shi)です!

みなさん、ビジネスマナーや社会人マナーって自信ありますか?

私はというと…

10年ちょっと看護師として働いてきたので、社会人としての自覚もあったし、マナーもそれなりにあると思っていました。
 

だが、しかし!!!

それは病院のなかだけの話だった!!!

という衝撃を受けたのは、まだほんの数年前。

 

あ、病院で何年も働いている人がダメとか、そういうわけではないです。(ここ大事)

だけど、病院から一歩出たら看護師なんて、本当にただの人なんだな…と思うことがありました。

みなさんも同じ目に遭わないよう、私が知らなくて衝撃的だったことをまとめてみましたよ!!

ぜひ、参考にしてみてください('ω')ノ

 

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看護師の私が知って驚いたビジネスマナー6選!

名刺交換のタイミングや受け取り方

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看護師って基本、名刺とか持たないじゃないですか…。

認定とか専門看護師、訪問看護師として活動している人ならともかく。

 

だけど、私がフリーランスとして働き始めると、クライアントさんとの打ち合わせや取材時、名刺交換は必ずといっていいほどあります。

むしろ、「名刺持ってなくて…」はちょっと失礼にあたるんじゃないかって空気になるので、何者なのかを証明するものとして、名刺は必須です。

 

ちなみに私の名刺はこれ。

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この名刺交換、何か特別難しいことあるの?と思うじゃないですか。

 

実はあるんですよ~(笑)

 

たとえば、クライアントさんと初めてお会いして、会議室などで打ち合わせをする場合。

「本日はよろしくお願い致します」

と、会議室に通されて椅子に座る前あたりで、名刺交換をします。

まず、このタイミングがわからず、手に名刺ケースを握りしめて、今か今かと待ち受けていたことがありました(笑)

 

次に名刺を交換するタイミングで、相手から名刺を差し出されて、自分の名刺を差し出すとき。

相手の名刺よりも自分の名刺を少し下にさげて(乾杯と一緒)、左手で相手の名刺を受け取り、右手で自分の名刺を渡す…。

これが、なんとなくスムーズにいかず、すれ違いざまに同じ方向に何度も避ける現象のソレみたいになるんですよ。(私だけかも笑)

「え、あ、え、片手で名刺受け取っていいの?」とおどおどしていた記憶があります。

 

事前にやり方は調べていったほうがいいですね。 

何回か名刺交換をして、人のやり方をみて真似することで、ようやく最近は緊張しなくなりました(笑)

 

ビジネスメールの書き方

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私が昔、保育園看護師で働きはじめたとき。

本部の看護師や区役所の担当者、保健所の担当者などとメールで連絡を取り合うことがありました。

 

そこで…

そもそもビジネスメールってどうやって書くの!?

と、返事すらも書けないと思ったのがはじまり。

「え、拝啓~○○の候~とか書くの?」レベルだった私です(笑)

 

直接会う場合なら、まだ敬語は使える方だと思うのですが、文章にすると途端に何を書いたらいいかわからんという…。

臨床で看護師をしていると、そんなにメールって送ることないですよね?

あっても、院内の簡易メールとか。

最初の挨拶文や締めの文については、知らないことが多すぎて本当に恥ずかしかったです。

 

他には間違った敬語について。

たとえば、なんとなく使ってしまいそうな「お疲れ様です」「了解しました」という言葉。

これらは、目上の人(クライアントさんとか)に対して使うと失礼にあたるので、文章では「お世話になります」「承知しました」とするように教えてもらいました。

また、件名は本文に何が書いてあるかわかりやすくしたり、本文は2~3行ごとに改行を入れて読みやすくしたりなど…案外、メールでも細かなことで気を遣うんですね。

 

なかなか、病院で働いていると身につくものではないので、個人的にはすごく勉強になりました。

というか…

今でもたまにググります(笑)

 

 

「パソコンが使える」のイメージの違い

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これは、マナーというよりスキルの話。

保育園の看護師をしていたあるとき、施設長から「パソコン使える?」と聞かれたことがありました。

みなさんなら、なんて答えますか?

私は、新卒から電子カルテのある職場で働いてきて、レポート提出や発表でWord・PowerPointなど使ったことがあったので、もちろん「はい」と答えました。

 

だけど、実際に蓋を開けてみたらちょっと違う話だったというオチ…( ;∀;)

なんと、Excelでの表作成、計算の設定を頼まれたのです。

Excel…表作成…え、計算って何!?」レベルだった私は、施設長に一から教えてもらい、なんとか事なきを得ました(笑)

だけど、

絶対に同じような感覚の人っている!!!

と思ったので、恥を承知で書きました。

 

電子カルテが使える≠パソコンが使える

これ、覚えておきましょう(笑)

というか、Excelもまともに使えないと、けっこう白い目でみられます。

旦那に「Excel使えないってどう思う?」と聞いたら、「それ新卒レベルやん…」と言われました( ;∀;)

 

ただ、看護師の場合には、そんなにExcel使うことは多くないので、私もいまだに関数とか意味わからんです(笑)

 

来訪者のおもてなし方

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お客様が来ておもてなしをすること、看護師として働いていてありますか?

せいぜい、ICを聞きに来た家族をカンファレンス室まで誘導するとか、そんなレベルですよね。

 

私が保育園看護師として働いていたとき。

区役所や本部の方が来ることがあり、施設長とともに対応することが何度かありました。

そこで…

まず、お茶出しもままならない、上座下座ってどこだっけ?レベルだった私。

お茶を出すとき、茶托(茶碗を乗せるお皿)っていつ乗せるの!?
なんて声をかけたらいいの?

と一人で焦ったので、めっちゃググりました(笑)

 

上座は基本、入り口から一番離れた奥の席。

茶碗と茶托はお盆に乗せて運び、お茶を出す直前に茶托に茶碗を乗せます。

お客様の右側後方から、「失礼いたします」「どうぞ」と一言添え、茶碗の絵柄が見えるようにテーブルに置くのがスムーズなやり方です。

後方にまわるスペースがないときは「前から失礼いたします」と一言かけるのがマナー。

 

お茶出しはめちゃくちゃ緊張するので、個人的にはあまりやりたくないです(笑)

 

封筒の書き方、閉じ方

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保育園看護師をしていたときや、現在のライター業でもそうですが、契約書や請求書の郵送をすることがあります。

看護師でも、転院サマリーや転職時の履歴書を郵送するときに必要なマナーです。

手紙や書類を送る経験がないと、なかなか正しい手紙の書き方、封筒の閉じ方はわからないと思います。

 

たとえば、宛名書きを「御中」と「様」で区別することや、縦書きの封筒は封字(〆の文字)を書いて未開封であることを表すなどのマナーがあります。

 

意外とこうした細かなところって、知っているようで知らなかったりします。

前に転院サマリーの封筒をセロハンテープで止めてきたところがあったときは、衝撃的でした。

相手先に失礼のないよう、今一度確認したいですね! 

 

オフィスカジュアルという服装

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看護師でも転職活動の見学や面接のときに、「スーツじゃなく、オフィスカジュアルでOKです」と言われたことありませんか?

 

オフィスカジュアルってなんぞ?

と、最初思いました。

逆にスーツの方が助かるんだけどっていう(笑)

 

オフィスカジュアルとは、スーツまでビシッと決めなくてもいいけど、ラフすぎない恰好です。

ジーンズや派手な色の服、露出の多い服装、スニーカーやサンダルなどは禁止。

ジャケットを一枚羽織り、襟のあるシャツを着るのが一番無難なスタイル。

ライターで取材のときにも、オフィスカジュアルでいくのが基本です。

 

でも、看護師で病院や施設勤務だと、結局ユニフォームに着替えるから、通勤着はパーカーにジーンズみたいなこともけっこうあるじゃないですか…。

私は普段の服装もカジュアルなものが多いので、最初着ていく服がなくて困りました(笑)

 

とりあえず、

cancamみたいな服!

をイメージして揃え、乗り切った思い出です(笑) 

 

看護師はビジネスマナーを知らないことも多いので注意 

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ここで紹介したマナーは、企業勤めや社会人経験のある人にとって、当たり前に身につくようなことです。

看護師として私が驚いた点ということでまとめてみました…が…私もまだまだわからないことがたくさんあります(笑)

当時の私のように病院で看護師として働いていると、あまりビジネスマナーは関係ないことも多いですが、相手に失礼になることだけは避けたいですよね。

 

もし、病院以外で働く機会がある方や転職活動を予定している方がいたら、今一度ビジネスマナーにはどんなものがあるのか確認してみましょう!

私のように恥をかく前に…!!!(笑)

 

それでは~~~('ω')ノ

 

転職まとめ記事はこちら↓ 

www.yumikaorururu.com

 

フリーランスの働き方はこちら↓ 

www.yumikaorururu.com

 

 

看護師ライターの細かな作業、タスク管理方法を公開!

看護師兼ライターの白石弓夏(しらいしゆみか@yumika_shi)です!

実は、先日とあるTwitterの書き込みを目にして、一言申したいと思っていました…!!!
 

「ライターって誰でもできる仕事だよね」

「ライターは特別なスキルはいらない」

「ライターは片手間にできて楽そう」

 

いやいや……たしかにそういう仕事も一部(口コミ投稿や体験談記事とか)あるけれども。

基本的には、ライターもある程度スキルが必要だし、ビジネスマナーがないとクライアントさんに即首切られるし、マルチタスクですぜ!!!

と言いたい。

 

なんせ、看護師として10年やってきて、マルチタスクは得意だと思っていた私がけっこうしんどいなと思うこともあるのですから(笑)

体力的なつらさはないけれど、締め切りまでに資料を集めて調べものをして、文字に起こしてという…

学生でいうところの、毎日レポートを書いているのと同じような感覚なんです。

だって仕事ですから。

 

看護師兼ライターとして働きだした私がこんな風に仕事を見つけて働いている!というブログ記事を以前に書きましたが、今回はさらに細かな作業のことまでご紹介したいと思います。

 

前回のライター記事↓ 

看護師ライターって何なの?という人はまずこちらから。

www.yumikaorururu.com

もしライターをしたいと思っている人が、「こんな仕事まであると思わなかった…」と悩まないように、私が現時点でやっている作業内容を公開します。

ぜひ参考にしてみてください~!

 

 

 

ライターとしての作業工程を細かく紹介

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看護師ライターとして働いていても、私の場合にはまだペーペーなので、プロのライターさんではもっと幅広い仕事をしている人もたくさんいます。

現時点でクライアントさんからの仕事が決まった後に行う作業を、より細かくわけるとこんな感じです。

私の場合。

  1. 企画
  2. 構成案、タイトル、見出し決め
  3. 資料集め、事前準備
  4. 文字おこし
  5. 執筆
  6. 推敲
  7. 校閲、校正
  8. 挿し絵のイラストや図のチェック
  9. 監修
  10. クライアントさんとのやりとり

※この順番通りとは限りません。

ひとつひとつ、具体的にどんなことをやっているか説明していきましょう。

 

看護師ライターの作業①企画

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これは、編集者さんがついてくれていたり、クライアントさんから構成案(タイトルや見出しありのもの)が届いて仕事をする場合には行わないこともあります。

 

私が企画を行うときは、自身が気になるテーマやニュースなどを元に、企画案(企画趣旨や読者からどんな反応が見込めるかなどを書く計画書)を作成し、編集者さんへ確認してもらいます。

その後、編集者さんから編集部へ企画会議が行われ、企画が通った段階で、記事のテイストをどうするか、構成案などを詰めていく形です。

私が書きたい内容よりも、看護師が知りたい・悩んでいる内容で、検索ボリュームが多いもの、そのサイトで発信する意味があるかなど、トータル的にみて判断されることが多いです。

 

ちなみに、私が書いているブログの一部には、企画が通らなかったテーマのものもあります(笑)

 

看護師ライターの作業②構成案、タイトル、見出し決め

企画案が通って書くテーマが決まったか、クライアントさんのキーワード選定(たとえば、看護師 夜勤など)でテーマをいただいたものから構成を決めていきます。

編集者さんがいないところや、ライターが一通りやるようなところでは、構成案をわざわざ提出せずに執筆にあたるところもあります。

 

構成案をどの程度まで書くかは、クライアントさんによってまちまち。

私の場合、仮のタイトルと見出しを考えて、冒頭文はこんな切り口で入って、最後はこのようなまとめで締めますという記事の流れを箇条書きでまとめることが多いです。

 

ここでクライアントさんと構成案のすり合わせをしておけば、納品してから記事の方向性が違ったなどの大幅な修正が返ってくることはなくなります。

なるべく、最初のうちはこうした細かな打ち合わせをしていった方がいいですね。 

 

看護師ライターの作業③資料集め、事前準備

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企画案や構成案を出すときに資料集めをすることも多いですが、構成案をいただいたところからスタートする場合には、まずテーマにあった資料集めからはじまります。

この資料集めがなかなか難しいところ。

 

たとえば、「看護師 夜勤」をテーマに記事を書いてくださいと言われた場合。

看護師の夜勤で読者はなにに困っているのだろうか…ということを考え、情報収集します。

自身の経験だけでなくTwitterや検索でググり、夜勤中の仮眠が取れないことや、拘束時間が長くて続けられないことなどの現状がいろいろと出てくると思います。

 

このように読者側のニーズを集めつつ、記事に書くポイントを絞り、関係する資料(看護協会が出している参考資料、データなど)を収集。

記事内では経験則だけで語らないよう、客観的なデータやガイドラインなども含めて執筆できる準備をします。

 

看護師ライターの作業④文字おこし

これは取材や座談会の場合に行うものなのですが、インタビューを受ける人や参加者が語った内容を録音し、後日文字にする作業です。

この文字おこしを専門にやっているライターさんもいるようです。

 

文字起こしの前提として、人のしゃべった内容はそのまま文章にしても意味が通じません。

直接会ってやりとりする会話では、主語や述語が明確でなくても意味が通じてしまいますが、そのまま文章にすると5W1Hがなく、???状態。

 

そのため、文字おこしでは主語や述語、この人が伝えたかったであろう言葉を補いつつ文章を整えていく作業が必要になります。

プロで文字おこしをする方は、この文字おこしの作業をしながら、そのまま記事にできるレベルまで文章を整えられる人もいるそうです。

 

私には、到底無理(笑)

文字おこしと執筆・編集は別々にやらないと頭が混乱しますね。

こうした地道な作業も、実はライターの仕事としてやっています。

 

看護師ライターの作業⑤執筆

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いよいよ、みなさんがイメージするライターのメイン仕事でもある執筆作業。

ここまでくるのに、さまざまな工程があることをわかってもらえただけで、個人的にはOKです(笑)

 

執筆に関してはライターさんそれぞれやり方があると思いますが、私は一気に2〜3時間くらいで執筆するタイプ。

でないと、前半と後半で温度感が変わったり、なんとなく項目によって違和感を感じるからです。

一気に「わー!!!」と書き終わったら一回読み直しをして、おかしなところは修正をしてから、一回寝かせます。

すぐ推敲~編集に行く人もいるかもしれませんが、私は当日中に推敲はしません。

 

看護師ライターの作業⑥推敲

推敲とは、文章をじっくり読み直し、テーマやストーリー全体を通しておかしなところがないかをチェックする作業です。

  • 読者目線で内容がおもしろいか?わかりやすいか?
  • この表現、読者にちゃんと正しく伝わるのか?
  • 矛盾点はないか?
  • 同じような内容を重複していないか?

などを執筆した日以降で、気持ちを新たにして客観的に読み直し、声に出して読みづらいところはないかチェックをします。

ここまで終えて、やっと納品(記事を編集者さんに送る)という段階になります。

 

看護師ライターの作業⑦校閲、校正

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編集者さんが入ってくれるところであれば、細かな校正・校閲までやってくれるところもありますが、ライター自身でもやらなければいけないところもあります。

校閲は誤字脱字、客観的事実と比べておかしなところがないかなどをチェック。

校正は作者や編集者が直しを入れたところが、正しく修正されているかなどをチェック。

 

ライターとしては、最終的なアップ前の段階で校正を編集者さんと行うことがあります。

編集が入った後の文章で、自分が書いた内容とずれがないか、意図がくみ取られているかなどを最終確認します。

この校正では、挿し絵も含めてのチェックをすることも多いです。

 

看護師ライターの作業⑧挿し絵のイラストや図のチェック

ライターの仕事と関係あるの?という挿し絵について。

文章中に出てくる挿し絵も記事のひとつとして、編集者さんを通してイラストレーターさんとやりとりをすることがあります。

 

編集者さんと相談し、このような場面についてイラスト化してほしいと依頼、ときには自分がイメージするものに近い写真やラフを描いて送ります。

例えば、採血の処置をする場面のイラストを依頼しても、非医療職の方はピンとこないことが多いので、認識のずれがないように細かな指示を書くこともあります。

意外とこのやりとりは、イラストの正確さだけでなく、文章を読んで違和感なくイラストが入ってくるか、文章で伝えづらい内容がイラストとして補足されているかなどもチェックしているのです。

イラストレーターさん、いつもありがとうございます( ;∀;)

 

看護師ライターの作業⑨監修

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看護師の監修は、他のライターさんが書いた内容を医学的な視点でチェックするものです。

この監修はライターの仕事とは別で単独でやることもありますし、監修をして自分で補足を入れることもあります。

 

私の場合、看護師や小児科経験を生かして監修をしていたこともありましたが、医療記事は情報の扱いが難しく、最近はほとんどやっていないです。

医者や薬剤師などが監修者としてやっていることの方が多いかもしれません。

 

看護師ライターの作業⑩クライアントさんとのやりとり

①~⑨のさまざまな作業に関して、クライアントさんとのやりとりをこまめに取ることもライターとしての重要な仕事です。

進捗状況をメールでやりとりするのもそうですし、Skypeなどのオンラインツールや、直接会って打ち合わせすることも含まれます。

特にクライアントさんとはじめて仕事をする際には、お互いに認識のずれがないように、よく話をしていくことが大切です。

 

この点、看護師はビジネスメールのマナー、名刺交換時のマナーなどわからないことだらけなので、事前に勉強しておくことも必要です。

看護師って当たり前のこと、案外できないところがあるので…

めっちゃ恥かきますよ(笑)

 

看護師ライターはマルチタスクなのか?

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ライターは暇そうとか、楽そうと思われているのが、なんとなくしっくりこないので、ちょっとここで言わせてください。

私が思うにぶっちゃけ、ライターも本格的に仕事をしていたらマルチタスクです。

 

ライターとしてクライアントさんが一か所で、執筆本数が少なければそうでもないかもしれません。

しかし、月に10本以上やりとりをするようになったり、クライアントさんが複数箇所だと、なかなか自分のスケジュール通りにはいかないものです。

 

たとえば、今日はAの執筆とBの企画案をやろう!と予定を立てていた場合。

Aの執筆作業をしている間に、校正・校閲の戻しがメールできたり、来週以降の打ち合わせや急な取材話が入ってきたりとイレギュラーな仕事も入ってくることがあります。

納期に関しては1週間と短いものから1か月単位と長いものまであり、こうした急なやりとりをある程度見越して、スケジュールを立てることが求められます。

 

また、自分の仕事の進捗状況だけではなく、クライアントさんの状況を把握しながらやりくりすることも大切になります。

 

クライアントさんは基本的に土日休みのところが多いです。

金曜日の夕方に記事を納品しても、実際記事に目を通せるのは週明けの月曜日になってしまうことも考えて、木曜日中や金曜日の午前中に納品するなど…

お互いに気持ちよく仕事をするためには、クライアントさんのスケジュールの把握も必要だと思います。

実際は、すべてに気を回せるわけではないのですが、日頃から気を付けるようにしています( ;∀;)

 

看護師でいう命に関わる仕事のマルチタスクではありませんが、そのなかでも優先順位をつけていかなければ、全く作業が進まないです。

マルチタスクが苦手と思う人には、ライターのこうした作業もしんどいと思う人もいるかもしれませんね。

 

ライターとして全体を意識するために大切なタスク管理

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これまでを見てくると私の場合、ライターとしては兼業ではありますが、10か所のクライアントと契約をして月30本以上の記事執筆を行っていると、スケジュール管理がめちゃくちゃ大変です。

さらに、看護師の仕事も週3日で入れているので、その時間帯にはライターの仕事ができません。

 

そのため、まずは月で全体スケジュールの管理をする方法をとっています。

2018年12月はこんな感じ↓

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納期の数日前に作業日を指定し、今日やる作業がなにかを表示させます。

イレギュラーな仕事が入れば優先順位によって、適宜スケジュール入れ換え。

タスク管理方法に関しては、Googleカレンダーとチャットワークの概要やタスク登録機能などを利用して、漏れがないように工夫しています。

 

あとは、自分のなかでここは集中したい!という作業のときには、一切メールや他の情報が入らないように数時間外からの刺激をシャットダウンすることがあります(笑)

それ以外のメールなどで数分で話が終わるものは、基本すぐに返しています。

 

スケジュール管理の以前にできることとしては、なるべく長期案件のクライアントさんの契約をメインとし、月単位で依頼を受けることです。

納期まで余裕がある仕事をメインにすることで、イレギュラーな仕事が入っても融通が利くようになります。

短期や単発の仕事に関しては、長期の仕事の合間に余裕ができたときに受けるくらいの感覚です。

 

 

簡単ではありますが、私が看護師ライターとして行っている細かな作業内容とタスク管理の紹介でした!

ライターを目指してちゃんと働きたいと考えている人にとって、参考になれば嬉しいです~(・´з`・)

 

前に書いた看護師のタスク管理に関する記事はこちら↓ 

www.yumikaorururu.com

 

看護師としてはの働き方はこちら↓ 

www.yumikaorururu.com

  

それでは~~~!!!