看護師の転職サイトを上手に使いこなす!おすすめランキングトップ5!
看護師として働いてくると、よくあるのが職場の悩み!
給与が低い…
残業手当がつかない…
人間関係が悪い…
などなど。
先輩たちや周りの同僚で転職している人がいると、
自分も別のところでキャリアアップしたい!
もっと給与のいいところで働きたい!
と思うことはありませんか?
そうは思っても、転職をするのは不安も多く、なかなか難しいもの…
先輩などでも、上手に転職サイトを使いこなして転職しているのをみると、自分も上手くできるだろうかと心配になる気持ちもよくわかります。
いざ自分が…ってときに、看護師の転職サイトってものすごく種類が多いんです。
ザッと「看護師 転職」で調べただけでも20社以上。
そのなかから自分に合うところを選ぶのはかなり至難の業。
そこで!
転職多めの私が(笑)実際に登録している大手転職サイト5社を徹底比較!
それぞれのサイトをランキング形式で紹介していきます。
転職考えてる方は参考にしてみてくださいー!
- 看護師にとって転職サイトに何を求めるのか
- 私がおすすめする看護師の転職サイトトップ5!
- 看護師が転職サイトを活用するメリットデメリット
- どんなときに転職サイトを活用するか
- 転職サイトに登録するときの素朴な疑問
- 転職サイトをうまく使いこなし、自分に合った職場を探そう!
看護師にとって転職サイトに何を求めるのか
「看護職員就業状況等実態調査結果」によると、看護師が他施設で働きたい理由として多いのは以下のことがあげられています。
- 他施設への興味
- 給与に不満があるため
- 休暇が取れない・取りづらいため
- 超過勤務が多いため
- 責任の重さ・医療事故への不安があるため
その他にも「夜勤の負担が大きい」「人間関係が良くないから」も理由にあがっています。
こうした転職理由から就職先に希望する条件は、
- 勤務時間
- 夜勤なし
- 高給与
- 通勤時間
- 看護内容
- 休暇日数
など、多岐にわたります。
そのため、しっかりマッチングできる転職サイトが求められているのではないでしょうか…。
民間の転職サイトでは、ハロワークなどと違い、「気軽に登録でき、操作がしやすい」といった利用目的もありそうですね。
このことから転職サイトを選ぶ時にも、きちんと自分にマッチングするかを踏まえてチェックして行く必要があります。
私がおすすめする看護師の転職サイトトップ5!
まず、私が実際に登録しているなかで、ランキングにするならこれ!
私が転職サイトをチェックするとき…
まず、以前自分が勤めていた病院(2カ所以上で)でチェックします。
その内容がどれだけ合っているか、間違っているかで一度判断をします。
簡単に表にまとめるとこんな感じです。
◎すべて合っている
〇だいたい合っている
△半分ほど合っている
×すべて間違い
(※2018年4月現在)
こうしてみると、意外と病院情報が古かったり、詳細に記載されている項目に差があったりします。
自分が優先的にチェックしたい項目について、どこが詳しく記載されているか参考にしてみてください。
また、それぞれの転職サイトの特徴やおすすめポイント、こんな活用方法もあるという点でまとめてみました。
1位 看護roo!
特徴やおすすめポイント
看護roo!はサイトの見やすさ、情報の細かさから私が転職する際に必ず下調べするサイトでもあります。
検索条件としても、地域だけではなく路線で選べたり、電子カルテの有無、駅から5分以内の駅近案件など細かなことまで調べられるのが特徴です。
転職相談をしたキャリアアドバイザーの人も親身になってくれることだけでなく、メールや電話での案件紹介などがしつこく来ることがないので、とても重宝しています。
その他活用法
看護roo!は転職サイト以外にも、転職ノウハウや学習用、息抜きに読めるWEBマガジン、看護技術動画、無料で使えるイラスト集などコンテンツが盛りだくさん!
転職前の準備期間や自己分析にも転職後の技術確認のためにも活用しています。
病院やクリニックなどの案件であれば、情報収集のために登録必須です。
看護roo!公式サイトはこちらから↓
2位 看護のお仕事
特徴やおすすめポイント
看護のお仕事サイトも見やすさ、案件の探しやすさは断トツです。
看護師が気になる2交代3交代、7:1看護配置、電子カルテありかなどの条件で検察できます。
また、キャリアアドバイザーの人のプロフィールなども載っているので、担当してくれた人の雰囲気なども事前に知れるのが安心。
実際に、転職活動の際には履歴書の添削や面接の質問内容などをアドバイスしてくれました。
個人的に看護roo!と看護のお仕事は案件紹介のメールや電話がしつこくないのがポイント高いです。
その他活用法
唯一5つの転職サイトのなかでお祝い金があります。
私みたいに役職がない看護師には3万円、入職して3か月経った後にもらえる仕組みです。
(私も実際にもらいました!)
関連サイトでは働く看護師に向けた情報サイトやハテナースという看護師の疑問にベテランナースが答える内容の学習サイトなどもあり、日ごろから活用することができます。
病院やクリニック系の案件は一通り網羅しているので、登録しておきたいサイトです。
看護のお仕事公式サイトはこちらから↓
3位 MCナースネット
特徴やおすすめポイント
常勤だけでなく、派遣や単発の案件が多いMCナースネット。
病院以外の施設や企業などで案件を探したい場合にも重宝します。
サイト自体も常勤と単発とで検索条件が分けられており、4月入職、扶養内、教育充実案件などを項目別にしているので、目的別で調べられるのも特徴の一つです。
ただ、ちょっと病院情報とかが少ないので、実際に病院ホームページなどで情報を得ないと厳しいかもしれません。
また、キャリアアドバイザーの方はとてもいい人だったのだけど、面接時には同席せず一人でやりとりだったので、ランキングとしては3位にしました。
その他活用法
私は普段派遣や単発案件をメインに活用しています。
派遣は一つのサイトだけでは、いい案件が自分の都合のいい日時に募集があるとは限らないので、複数登録が必要だからです。
その合間に常勤の情報などをチェックして、派遣でお世話になっている担当から転職アドバイザーに繋げてもらうという方法を使っています。
MCナースネット公式サイトはこちらから↓
4位 ナース人材バンク
特徴やおすすめポイント
扱っている案件数はかなり多いですし、転職会社のなかでも老舗として知られているナース人材バンク。
しかし、検索条件が他のサイトと比べて少なめなこと、案件紹介のメールが多いことが少しネック。
私がいた病院の情報では新病院が建設されて、診療科が合併されたことなどが反映されていませんでした。(3年前の情報)
ただ、キャリアアドバイザーの方はとてもいい人で、私が転職時期が延期になったときもすぐに対応してもらいましたし、希望通りの案件を紹介してもらえたと思っています。
その他活用法
案件数が多いので、まだ転職先が絞れないとにざっと見るときに使っています。
大手サイトなので、ここにずっと掲載されている情報は危険と判断することができるので、他の転職会社と併せて登録するのも方法です。
また、看護roo!同様にナース専科などの大きな情報サイトを持っているので、転職前や転職後にも幅広く活用しています。
ナース人材バンク公式サイトはこちらから↓
5位 マイナビ看護師
特徴やおすすめポイント
唯一検索条件のなかで、通勤時間を設定できるのがマイナビ看護師。
検索条件項目も案件数も多めなので、ナース人材バンク同様に情報収集で活用できます。
ただし、私がいた病院で検索すると一つは看護師ではない案件が出てきたり、病院情報がかなり古いものであったりしました。
実際の病院ホームページなどと照らし合わせて確認する必要があります。
また、案件紹介のメールや電話がたまにあることも少しネックです。
担当してくれたキャリアアドバイザーの人も、希望の案件ではないものを紹介されたので、こっそりフェードアウトしてしまいました。
その他活用法
同じくサイト内に看護師向けコラムがあり、転職のお悩み相談や転職情報なども含まれているので、日ごろから活用できます。
大手サイトなので、他の転職サイトと併用してうまく使い分ける必要があります。
マイナビ看護師公式サイトはこちらから↓
看護師が転職サイトを活用するメリットデメリット
メリット
出典:看護師🎨イラスト集【フリー素材】|看護roo![カンゴルー]
転職希望先への問い合わせ等を代行してもらえる
私が一番のメリットだと思っているのは、これ。
実際に働きながらの転職活動で面倒だなと思うのが、転職希望先への問い合わせ。
転職会社に登録していれば、募集状況の確認から簡単に経歴書を送って確認してもらうまでは自分の手間なく行ってもらえます。
経歴内容によっては、募集条件に合わないこともあり、事前に書類選考のような形で合否がわかるのですが…
直接自分で問い合わせをする場合には、必ずといっていいほど、「履歴書持参か郵送してください」と言われます。
すると、書類選考の時点でダメかもしれないのに、見学のためだけに履歴書を書かなくてはいけないという手間がかかるのです。
最近ではPCで作成するのが主流にはなってきていますが、なかには手書きを大事にしているようなところもあるので厄介です。
方向性を迷っているときに相談できる
転職したい気持ちはあるけど、自分にはどんなところがいいのか…
はっきりとわからない場合にも、キャリアアドバイザーに相談することができます。
似たような経歴の方の転職事例を紹介してくれたり、客観的にアドバイスをくれたり、いろいろです。
最初のころのヒアリングでは「仕事をする上で何を大事にしているか」「看護観」など、面接のような感じで質問されることも多いので、自ずと自己分析することができます。
新しい情報や詳細情報などを教えてもらえる
転職サイトに掲載されている情報はその日その日で情報が変わることがあります。
特に小さな病院や施設で、募集人数1~2人というケース。
見学希望者や最終選考まで残っている人がいるなどの情報を、リアルタイムでもらうことができるので、ダブルブッキングの可能性がなくなります。
また、これから掲載予定の情報などをあらかじめもらえる場合もありますし、転職希望先の詳しい情報を教えてもらうこともできます。
私が今までにこの情報もらえてラッキー!と思ったのは、
- 面接で聞かれる内容
- 働くスタッフの年齢層
- 残業時間の多さ
- 委員会活動の多さ
などの裏事情…。
手軽に始められ、無料でできる
スマホさえあれば手軽に登録でき、無料であるのがいいですよね。
もし、転職をしないとなった場合でも、キャリアアドバイザーに伝えればOK。
転職が決まったとしても、自分でお金を払うことはありません。
ただ、転職先から転職サイトには報酬が支払われることは知っておいてください。
(年収の2~3割とか)
デメリット
出典:看護師🎨イラスト集【フリー素材】|看護roo![カンゴルー]
希望通りの求人がないこともある
希望に沿う案件を扱っていない転職サイトもあり、複数転職サイトに登録していた方がいいと思うのは、この点です。
A社では扱っていなくてもB社では扱っているなどもあり、見比べる必要があります。
また、少数の募集しかない場合には、わざわざ転職サイトに掲載していないこともあるため、自分で探した方が見つかるケースもあるのです。
案件紹介がしつこいと感じることもある
今すぐ転職したいわけではないのに、「転職状況どうですか?」「こちらの案件どうですか?」とメールや電話があることも度々あります。
それらをしつこいと感じる人もいるようです。
キャリアアドバイザーにとっても仕事なので、一つでも案件取れるほうがいいですからね。
そのあたりは営業トークにまんまと踊らされないように、自分の気持ちを強く持っておく必要があります。
転職会社経由のイメージが悪いこともある
転職サイト経由だと仲介手数料として報酬が発生するため、直接応募の方が好まれることもあります。
しかし、転職サイトを利用すれば、スムーズに応募者を絞り込めるなどのメリットもあるため、この部分の見極めが一番大変です。
どんなときに転職サイトを活用するか
出典:看護師🎨イラスト集【フリー素材】|看護roo![カンゴルー]
転職サイトを利用するメリットデメリットがわかったところで、どんなときに転職サイトを利用したほうがいいのか、私が実際にどうしているかをまとめました。
- ブランクあり、スキルが未熟
- 転職回数が多い
- 転職先が絞り込めない、迷っている
ブランクがあったり、転職回数が多かったり、訳ありの場合には、そもそも通る案件が多くは ないこともあります。
そのあたりの事情を転職サイトを通して、キャリアアドバイザーに相談しながらのほうが効率的でいいです。
- 求人の枠が狭く、ライバルが多そうな案件
- 選考に落ちたけど再チャレンジしたい場合
- 転職サイトに掲載がない職場
求人枠が多くないところは、転職サイトへの掲載も行っていないことも多いですし、すぐに募集で埋まってしまうということもあります。
そんなときに差別化するために直接応募という方法もありますが、転職サイトで代行してもらっていた見学や面接の設定、準備などはすべて自分で頑張らなければいけません。
こうして、私は場面場面でうまく使い分けるようにしています!
転職サイトに登録するときの素朴な疑問
Q1. 転職サイトを2~3社登録して、どうやって最終的に絞っていくのですか?
人それぞれやり方はあるかと思いますが、私の場合には複数登録して、それぞれのキャリアアドバイザーとヒアリング(面談)を行い、いくつか案件をもらいます。
キャリアアドバイザーの雰囲気や案件内容によって、気になるところから手をつけていくやり方です。
その間、他の転職サイトは保留のような形にしておきます。
(私は「他にも検討しているところがある」と正直に言っちゃいます。すると、焦ってポンポン案件投げてくれる人もいますし、「わかりました、ゆっくり考えてください」と余裕な態度の人もいて、その人の人となり?会社の方針?が垣間見れるところもあります)
気になるところで見学・面接まで行き、内定をもらえればそのままでもいいですが、もし見学・面接で微妙だなと思った場合には、その保留している転職サイトの案件を進める…といった感じです。
とりあえず一通り内定をもらってから選ぶという人もいますが、内定をもらってから最終的に承諾をするまでの期間が1~2週間以内なところが多く、かなりバタバタするかと思うので気を付けてください。
Q2. 転職しないかもしれないけど、登録するだけでもOK?
登録だけして、「まだ転職の時期は考えていないけど、情報が知りたくて」などと言えば、すぐに転職活動をしなくちゃいけないわけではないです。
登録だけの場合でも、現在の仕事の状況や今後転職するなら~の簡単なヒアリングはあるかと思います。
私は実際に6~7社くらい登録はしていますが、そのなかには転職活動をしていないところもあります。
けれど、何か言われることもないですし、そのあたりは自由です。
Q3. 転職サイトを使って転職したけど、数か月で退職。次からはその転職サイトは使えますか?
退職理由にもよると思いますが、正直私なら同じところですぐに転職活動はしません。
転職会社側もすぐ辞めてしまう人という認識になっている可能性がありますし、職場からクレームみたいな形で入っていると、案件を紹介しづらいからです。
期間があいてからは、再度相談することはあります。
最低でも1年以上は勤めてから…って感じです。
Q4. キャリアアドバイザーとの相性が悪いとき、変えてもらうことはできますか?
私は実際にやってもらいました。
話をしていてかみ合わないというか、私が出している条件とは違ったところを紹介してくる…
私が調べて見つけたところを自分が紹介したことにしてほしいと言われたので、ちょっといいかげんにしてほしいと思い、キャリアアドバイザーの変更を希望しました。
(今回のランキングにある転職サイトではないのですが)
多くの転職会社では電話面談の場面を録音しているので、証拠もありますし、すんなりOKもらえました。
転職をするのは自分なので、そこで変に気を使ったまま転職活動をする必要は全くありません!
Q5. 転職活動はどのくらいの期間とって、いつごろからスタートしますか?
私の場合、転職活動期間の平均は1か月半くらいで内訳は、
- 転職サイトなどから情報収集1~2週間
- 実際の面接(2~3件)2週間前後
- 内定結果待ち1週間前後
といったところです。
常勤で働きながらだと、日程調整が難しいので、もう少し期間はかかるかもしれません。
また、転職希望先が大学病院や国公立病院、大手民間病院などの場合には、4月求人募集を夏~秋ごろに一度締め切る場合もあるため、転職活動のスタート時期は早まります。
他のクリニックや施設などへの転職の場合には、2~3か月前から転職活動をスタートさせることが多いです。
転職サイトをうまく使いこなし、自分に合った職場を探そう!
私が転職活動をするときに大切にしていることは、以下のとおりです。
- 100%希望に合うところではなく、80%くらいの気持ちで
- 転職サイトだけを信用しないで自分でも探す
- 転職だけが目的にならない、なぜ転職するのか?まで考える
転職サイトを利用するのも、直接応募するのも…
実際に転職して働くのは自分!
自分で自分の人生を決める、責任を持つんですよっっっ!ってことですね。
希望通りにいかなかったからといって、転職サイトのせいにするのではなく、きちんと自分で分析、確認しなかった自分の責任!
いつもそのくらいの気持ちで私はやっています。
転職サイトを利用することはどうしてもネガティブなイメージがつきまといますが、うまくこちらが利用して、自分のために良い転職をしましょう!
ランキングトップ5の公式サイトはこちら!
1位 看護roo!公式サイト↓
2位 看護のお仕事公式サイト↓
3位 MCナースネット公式サイト↓
4位 ナース人材バンク公式サイト↓
5位 マイナビ看護師公式サイト↓
それでは~!!