転職が多い看護師は不利?コンプレックスだった私がうまく切り抜けたコツ
こんにちは!看護師兼ライターの白石弓夏(しらいしゆみか@yumika_shi)です!
「転職」にまつわる悩みってさまざま…。
転職と一言にいっても、人間関係や職場環境が嫌になって…などのネガティブな転職だけではありません。
将来やりたい看護のために、スキルアップとして転職をすることもあるかと思います。
転職が少ないから、真面目でいい看護師なわけでもないですし…
転職が多いから、不真面目で悪い看護師なわけでもないです。(たぶん)
しかし、あまりにも転職回数が多い看護師は、ちょっと不利になるかもしれないと実感しています。
私の場合、そろそろ履歴書の職歴欄がいっぱいになりそうなんです(笑)
一時期、転職が多いことでコンプレックスに感じていた時期もありましたが、
「きちんと反省をして、逆に武器にしてやっていこう!」
とうまく切り抜けることができたので、そのコツを紹介していきます!
転職回数が多いからといって、最初から諦めないでほしいです!
転職が多いことで抱えたコンプレックス
看護師ってどのくらい転職しているのか
看護師の平均転職回数ってどのくらいか知っていますか?
なんと2回…!!
まぁ~平均なので、私のように5~6回転職している人もいれば、0回という人もけっこう多いようです。
周りの知り合いの看護師をみても、2~3回くらいの人が多いかもしれません。
新卒で入った病院に今も務めている人もいます。
なので、私がダントツに転職が多い状況です。
(全然自慢にはならない)
一旦、この「平均転職2回」を目安に考えてみましょう。
母親から転職について理解してもらえない時期
初めて転職を考えたとき、私は県でも有名な病院に勤めていました。
母親からは
なんでせっかく頑張ってきたのに辞めるの!?
と猛反対。
「一つのところで腰を据えて仕事をするのが一番!」という考えだったので、反抗期かってくらい、揉めました。
でも、
自分の仕事のことなんだから!
と母親の考えに流されるような私ではなく、半ば強引に転職をします。
結局、2箇所目は1年未満で辞めることに。
(諸事情により笑)
このときも、
考えが甘い!計画性がない!
といろいろ嫌味を言われました。
それでも看護師として、成人の経験を積みたいという気持ちが強く、なんとか母親も納得。
さらに、現在の旦那と出会い、都内に引っ越しします。
くれぐれも、一生骨を埋められるようなところを探して。
とそのときは言われました。
しかし、結局病院自体が合わずに、その後派遣やら点々とし、今に至ります。
転職5回目のときには、もういろいろ言われることが目に見えていたので、詳細を伝えませんでした。
なので、現在のフリーランスの働き方やライターの仕事のことはあまり知りません。
いつか、自信を持って報告できればいいのですが、いかんせん昔ながらの頑固な性格なため、難しいところです…。
こんな状況なので、自分で転職をする!と決めたのはいいものの、どこかで後ろめたさやネガティブな考えがつきまといます。
そして、だんだんとコンプレックスに感じるようになったのです。
転職回数が多いことで、私が不利に感じた部分
転職は3回から多いと感じる
これは転職会社に登録して、担当さんと面談をしていたときに言われたことです。
企業への転職も視野に入れよう~と考えていたのですが、当時転職4回目だったこともあり、なんとも難しい顔をされました。
企業系看護師は転職2回までが限度、転職3回目からはなにか資格などアピールポイントがないと厳しい。
しかも、専門卒であることもネックだったようです。
ほかの病院でも、履歴書を見て
いろんなところでやってたのね~!
と言われるのは、転職3、4回目あたりからでした。
特に回数に関して突っ込まれることはありませんでしたが…
転職理由に関してはいろいろ質問されました。
あまり長続きしない人、すぐ辞めてしまうかもしれない人と思われていたのかもしれません。
転職回数より、勤続年数によってもイメージが変わる
5回目の転職のときのこと。
2箇所目と4箇所目が1年未満で辞めたことについて、案の定面接時にかなり突っ込まれました。
1年頑張ることは無理だったの?部署異動とかは考えたの?
しかし、婚約破棄で引っ越しをしたことや実際に入職した後のギャップに悩んだことなど…
きちんとどのような考えで自分なりに対策をしたか、退職・志望理由を述べたことで、ある程度は理解を示してもらえたようです。
転職回数にばかりに目を向けてしまっていましたが、1年未満の短期間で転職した場合も、不利になるのだと感じました。
転職4回目から書類選考で落ちることがあった
周産期医療に特化した病院に興味があり、転職会社を通して履歴書を送ったことがありました。
担当さんからは、
小児科のブランクがあることや転職が多いから厳しいかもしれない。
と言われ…
案の定、二つの履歴書を送ったうち、一つは書類選考で落ちてしまいました。
はっきりとした理由はわかりませんでしたが、ブランクがあり転職が多いこと、勤続期間が短いことなどが影響したのではないかと思います。
このあたりから、転職時にちょっと選択できる範囲が狭まるかもしれないと感じました。
転職回数が多くても転職を有利にする工夫
転職理由は明確にしておく
まずは転職理由の部分があやふやだと、すぐに不信感に繋がります。
なにが原因で転職を考え最終的に決断したのか、しっかり伝えられるようにしましょう!
絶対に突っ込まれます!
むしろ、スルーされるほうが裏がありそうで怖いです(笑)
転職の理由について、人間関係や精神的な病気などが原因の場合。
はっきり理由は伝えないほうがいいという記事もありますが、私は嘘を言わないことにしています。
絶対にどこかでバレると思いますし、ずっと罪悪感を抱えていかなければならないと考えるだけで、窮屈になってしまいそうです。
転職先の職場としても、その情報から適切な部署を考えてくれるかもしれないので、お互いにいい方向にいくのではないかと考えます。
今までの転職についての反省を含めて志望動機を伝える
大事なのは、今までの転職についてどう考えて、これからどう行動するかという部分だと思います。
「嫌なことからただ逃げた」と思われないために、私はこんな努力をしたということや、そこからどうやって反省したかを伝えるようにしています。
反省から今後どのように働いていくか、きちんと分析できているかも重要です。
仕事でも同じように、なにか壁にぶつかったときにどうやって対処するか、イメージがつきやすくなると思うので、その人の考えがわかります。
転職回数が多いことを逆手にとってアピールする
転職回数を前面にアピールすると、開き直っているように聞こえるので、適度にアピールするのがポイントです。
私の場合、転職回数が多いことで身についたこと。
- さまざまな診療科のスキルが身についた
- 職場への適応が早くなった
- 人見知りしなくなった
- 他職種との関わりが得意になった
- さまざまな視点で考えられるようになった
などがあります。
一つの場所だけの経験が悪いわけではありませんが、どうしても視野が狭くなってしまうなどの弊害があると思います。
そうした面では、転職経験のある人は、違う場所でのスキル、視野の広さを生かすこともできます。
これは大きな強みになるのではないでしょうか。
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まとめ
転職多いことをコンプレックスに思っていた私ですが…
コンプレックスに思っている時点で、転職先の人にも自信のなさや後ろめたさなどが伝わるのかもしれません。
きちんと自分のなかで、転職が多くなってしまった原因を見つけ、繰り返さないように反省をし、行動に結び付けることができれば、転職でも不利にならないのだと感じました。
しかし、一番は転職が失敗しないように、念入りに準備をして自分に合った場所を見極めることが必要です。
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みなさん、くれぐれも勢いだけで転職しないように気をつけてください〜(笑)
それでは~!!