明日からできるオツボネ処世術!相手の懐に自ら入り込む方法とは?
看護師兼ライターの白石弓夏(しらいしゆみか@yumika_shi)です!
みんな~オツボネに悩んでいないか~!?
え、もう今すでにやられてる?
看護師辞めたい?
待って、待って!!
そんな、か弱き看護師の方々…!!
(今回は看護師でなくてもOKな内容)
私も今までいろんな病院や施設を経験してきましたが、だいたいどこにもオツボネっているんですよね、残念なことに。
だが、そう悲観するにはまだ早い…。
そんななかで、比較的オツボネに目を付けられることなく、ゆるくやってこれた気がする私。
たまに同僚にも羨ましがられることがあります。
ただ、今までなんとなく、のらりくらりやってきたので気づかなかったんですけど…
こうしてブログで自分の経験を振り返るようになって、私がオツボネとも比較的うまくやれた理由これじゃね!?っていうのを見つけました。
(今さら笑)
しかも、オツボネの対処法って、調べるといろいろあるんですが、なんせみんな同じようなこと書いてあって、パッとしない項目が多い…!!
なので、実際に私がやっている方法をまとめることにしました。
これ、実はけっこう最強と思っています(笑)
ポイントは「押してダメなら引いてみろ」ではなく、「引いてダメなら押してみろ」!
ぜひ参考にしてみてください!!
看護師界隈でよくいるオツボネの特徴
オツボネ看護師のタイプっていろいろあると思うんですけど、よくあるシーンとしては以下のような感じ。
- 嫌味を言ったり、細かいところを注意する
- 大声で注意したり、人格否定したりする
- 仲間外れやいじわるをする
- プライドが高く、偉そうにしている
これだけで、性格悪い~!って感じですよね。
日勤や夜勤でペアやりたくないな~
あの人がリーダーのときは申し送りしづらいな~とか思います。
あ~やだやだ、30代前後の予備軍のみなさんも、自分がこれ当てはまらないかよーくチェックしてくださいね…(もちろん私もだ笑)
オツボネと戦うには精神的にもかなり大変!
オツボネと戦うのはハイリスクノーリターン
私自身、嫌なオツボネがいて周りも疲弊していたし、どうにか辞めさせられないのかと上に掛け合ったことがあるのですが…
そう易々と相手を変えることはできない、辞めさせられないのが現状。
しかも、さらに関係悪化したりして…なんて最悪な状況になりかねない。
真正面から戦うには、それなりにハイリスクノーリターンなのですよね…。
そして、それを通常業務でやりこなすには、まだまだ私くらいの経験年数じゃ太刀打ちできないわけで。
新人や若手看護師なんかはもう何もできない…って思うかもしれません。
でも、辞めさせるだけが方法ではなく…
要はオツボネに好かれるか、うまく手のひらで転がすか、仕事に支障が出ない程度に大きな打撃を受けなければいい話なんですよ!
そう思いませんか…?
よくやってしまう、オツボネを避けることは逆効果?
私も面倒なことには関わりたくない派なので、嫌な人とは接点を減らす、声掛けは最小限にするって思う人も多いと思います。
でも、それって相手にも少なからず伝わるんですよね。
逆の立場で自分に置き換えて考えると、自分のことを避けている人、嫌っている人を好きになるって難しくないですか?
(オツボネを嫌いなのに、好きになれとは言いません笑)
それはオツボネでもいえることで、オツボネを嫌っている態度(避ける、口数少なくなるなど)を示すと、良くなることはない、悪循環になる可能性が高いということ…
私は10年の看護師経験でそう感じ、学びました。
では、実際にどうすればいいのでしょうか…??
明日からできるオツボネ看護師処世術!
オツボネの周辺を徹底リサーチ!
ここで一つポイントなのが、オツボネって病棟のスタッフ全員敵にまわして仲が悪いわけではないですよね?
だいたい数人は仲が良い人(いわゆる側近)、お気に入りの人などがいる感じです。
反対に、オツボネの標的になりそうな人ってどんな人を思い浮かべますか?
- 仕事が遅い、効率が悪い
- 大人しくて何も言い返せない
- お人よしすぎる
- 彼氏がいる、結婚している
- 可愛い、美人でモテる
…など、オツボネの思い通りにいかないタイプ、優等生や真面目タイプ、完全に嫉妬タイプに多いということ。
真面目にやっている人が馬鹿をみるなんて言葉もありますが、その通りのこともあるなと思います。
まずは、これに当てはまらないようにするのも一つの方法です。
(でも、さすがに無理があるものも)
また、オツボネと同じようにハキハキサバサバしている看護師も、お互いにケンカふっかけて大炎上する傾向があります。
(若手の頃の私ですね笑)
そうしたことを含め、病棟内のオツボネ周辺のスタッフ関係をまずは整理してみてみます。
- オツボネと仲が良い人
- 気に入られている人
- 仲良くはないけど無害そうな人
- 標的になっている人
個人的には、標的にさえならなければ仲良くする必要はないと思いますが…
「気に入られている人」以上になると、いろいろと都合いいと感じることもあるので、ここからはごまを擦ってでも、実際にオツボネの懐に入り込む方法を紹介します!
オツボネの好きを探し、じわじわ攻める!
オツボネにごま擦りをして、お気に入りになるという方法の難点は…
たとえオツボネには好かれても、他のスタッフからの視線は厳しいものになるので、いい意味で八方美人にうまく立ち回ることが必要です。
誰が味方とか敵とか作らないこと、みんな同じように心掛けて接すればOK。
私がまずオツボネに目をつけるのは、
- 好きなもの(趣味嗜好)
- こだわり(仕事でもプライベートでも)
であり、これらに興味を示す、褒める、教えてもらうことです。
たとえば…
〇〇さん、カバンについているストラップ、アニメ〇〇のですか?レアキャラじゃないですか!どこで買ったんですか?
と、自分が好きなものを褒められて、気分悪くする人なんていますかね?
仕事でいえば、
〇〇さん、いつもサマリ書くのはやいですよね!コツとかあるんですか?
とか。
若手看護師であれば、ここまで声をかけることすらかなり勇気を振り絞る必要があります…。
そんなときは、一対一のときで比較的機嫌が良さそうなとき、周りの話題に便乗してなど、タイミングをみて声掛けをする練習をしましょう!
それか、いきなりオツボネと仲良くならなくても、オツボネと仲の良い周りのスタッフから囲い込みみたいな方法でもいいかもしれません。
また、私が思うポイントは、もう一歩踏み込んだ情報を提供することです。
しかも、相手のかゆいところに届くような情報をあげられると、なお気に入られやすいです。
今度、〇〇のイベントが近くであるらしいですよ~
今週の〇〇観ました?来週アニメスペシャルやりますね!
など。
実際、私はオツボネが隠れオタクだったことを知り、私が好きなアニメをこっそり教えてあげたらドハマりして、一緒にイベントに行ったこともありました(笑)
他にも、元カレとの別れ話で盛り上がり、一緒に合コンにいったことも。
それまでは、機嫌が悪いと当たられることがあったのですが、共通の趣味などを見つけてからは、トラブルは激減。
ここまで仲良くなれれば、オツボネに対しても、
〇〇さん、ここのハンコ忘れてましたよ~もお~!
とか言い合えるくらいになります(笑)
なかなか勇気が出ないとは思いますが、「押してダメなら引いてみろ」の逆で、「引いてダメなら押してみろ」って感じです。
嫌って避けてダメなら、いっそのこと仲良くなっちゃうっていうことです。
仕事の場面でも応用できたらこっちのもの!
仕事においても、ちょっとした気の回し方でオツボネの懐に入り込む方法もあります。
たとえば、ちょっとしたオツボネの手伝いもやること。
あんまり大きな仕事をやりすぎると、かなり負担になるし、逆にあれこれ突っ込まれたり、パシリみたいになるので、「ちょっとしたこと」というのがポイントです。
私が実際にやっていたのは、
〇〇さんが受け持ちの患者さん、抗生剤の点滴終わっていたので外しておきました~
とか、ついでにやる程度のこと。
まずは自分の仕事をちゃんとこなすことが大前提なので、若手看護師には少し難しいかもしれませんが…
こうした気の使い方ってオツボネに限らず、自然体で癖にしておくと、気が利くって思われて、いろいろ立ち回りやすくなります。
(女社会ってここが面倒、本来はそこまでしなくてもいいんですが笑)
ぶっちゃけ、趣味嗜好の面である程度意気投合していると、多少仕事でミスをしても、足を引っ張っても、そこまで影響ないかなというのが個人的な感覚でもあります。
オツボネが自分に対してだけ、ちょっと甘くなるって感じです。
引いてダメならときには押してみろ!
オツボネ対策でいろいろ頑張ってもダメなとき…
嫌だ嫌だと逃げ回る意外の方法もあることを、まず知ってほしいです。
ただ、このやり方は得意不得意出るものだと思うので、私みたいにどうせなら楽しく仕事したいなと思っている人や…
あわよくば、オツボネを手の上で転がしたいと思っている人向けかもしれません(笑)
最悪、
「引いてもダメなら押してもダメ」
ってこともあり得ますからね…。
なんにせよ、さまざまな選択肢があって戦える方が圧倒的に有利なのは間違いないでしょう!!
目指せ!!
打倒オツボネー!!!
これでも無理!!と思ったら、転職や他の働き方もありますよ~