看護師兼ライターしらいしゆみかのブログ

フリーランスで働く看護師兼ライター。いろんなところで働いた経験から、看護師の働き方や悩み、生き方について本音で語るブログ。たまに雑記も。

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「#看護師語るナイト」看護師と医療介護職種のエモい集まり報告書!

こんにちは~!看護師兼ライターの白石弓夏(しらいしゆみか@yumika_shi)です!

実は先日「#看護師語るナイト」たるものを、看護師仲間でもあるおぬさん@c_mikzuki と開催しました~!

 

そもそも「語るナイト」ってなんなのか?って人が大半かもしれませんので、超簡単にまとめ。

  • みんなもやもや考えていることはある!
  • それを熱く語る場がない!
  • その思いを聞きたい!刺激を受けたい!

ということで、ディスカッションする場を作りました!

これが語るナイトです、たぶん(笑)

 

発端は、大阪で理学療法士をされている喜多さんが行ったセラピストのイベント。

rehamame.com

そこから、同じく理学療法士の安藤さんが東京で開催、私も飲み仲間としてちゃっかり参加しました。

skillshareclub.amebaownd.com

 

この会から、いろんな気持ちに火がついてしまった私。

「オンラインでのアウトプットばかりでなく、オフラインでのアウトプットも必要だ!いや、インプットも足りない…!」

と、とにかく行動に移すことにしました。

 

それが、現在行っている看護師のコミュニティ「ナスキャリ部!」であったり、語るナイトのバトンを受け継いで「看護師語るナイト」をやると言い始めた理由の一つでもあります。

 

 

今回は、看護師と医療介護職種が集まる温かくも熱い、最高にエモい会になったので、みなさんにも内容を楽しんでもらおうと思います…!!

参加された方は振り返り用に、参加されなかった方は、この熱い語りを文字や写真から感じてみてください(/・ω・)/

 

今度はさらに「メディカル語るナイト」をやる…かも…?

いや、やる!!!(笑)

 

 

 

看護師語るナイト!エモい集まり、熱い語りがスタート

会場準備、ケータリング

こんな感じでいそいそ会場準備です。

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レンタルスペースは神保町にある、めっちゃオサレで綺麗なところ…!

 

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今回は「夜の担当者会議」という医療介護職種の集まりで、よく料理を振舞ってくれるタンクトップと筋肉が素敵なみやっぷさん@miyappu94 と、残念ながら不参加だったけど気持ちだけはここにあったふるやさん@PT_yanyan

それと、自らお手伝い買って出てくださったあかねさん@kira_kira03 で調理担当してくれました。

お手伝いで早めに来てくれた、つかさちゃんもありがとうございます~!!

 

各自、飲食は持ち寄ってシェアしましょう!の流れでもあったので、食べ物や飲み物がこんなにたくさん。

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(これは、あの551ではないですか…笑)

 

そうそう。

参加者の皆さんは関東勢だけではなく、北は北海道から西は関西や東海地方から来てくれた方もいたのです…!

なので、お土産がご当地もの多し(*ノωノ)

これだけで、めちゃくちゃテンション上がりました(笑)

 

さてさて、こんな豪華な感じでいよいよ語るナイトも開幕です!!

 

まずは主催者から挨拶

完全にノリがわからなくて、語るナイトの歴史とちょっとネタをぶち込んでしまいました。

いま思うと、みなさんけっこう真面目な内容の語りが多かったので、やらかしてしまったのでは?という思いしかありません(笑)

でも、リラックスできるように、笑いが起きていたので良しとしましょう…!

 

改めて、看護師語るナイト皆さんで乾杯!

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以下、登壇者の発表内容です!

贅沢にも実際の資料を載せていきます。

※今回は事前にブログ掲載の確認を取っていますが、諸事情で名前や写真、資料内容をお見せできない方もいますので、ご了承ください!

 

1. 死生観について考える、愛を持って接することを頑張る看護師

語った内容

トップバッターは料理担当してくれたあかねさん。

 

以下あかねさんの語り↓

脳外科で働いていたとき、30代の若い患者さんと接する機会が多く、生きるって何だろう、死ぬって何だろうって考えるようになりました。

そこから、自分なりに生きることって、死ぬことを意識できることではないかと考えの変化があったのです。

 

普通にご飯を食べて、寝てが当たり前になっている生活だけど、人間いつか死ぬんだってことを意識しないとダラダラ時間を使ってしまいます。

なかなか簡単なことではなくても、看護師はその生きるお手伝いをすることではないかと気づきました。

 

そして、小さなことでも愛を持って行うことで、どんどん人へ繋がるのではないかと。

小さな幸せの積み重ねで、日本の未来を考えていきたいです…! 

 

聴講者からの質問①「愛ってなんですか?」

人との違いを認めることだと思います。

 

 

 

私の感想

たぶんこういう話好きだろうな~と思っていた前回の語るナイト主催だった安藤さんから、すかさず質問が。

歳をとっていくと、こういう気持ち忘れかけてしまうので、なかなかドキッとしましたね(笑)

これから訪問看護で頑張っていくそうです~今後が楽しみ!!

 

あかねさんのブログ↓

lovemango.hatenablog.com 

 

2. 転職27回でも看護師を諦めなかった看護師

 

語った内容

看護師経験13年で転職回数が27回になるもずさん。

 

以下もずさんの語り↓

新卒1年経たずに転職、特殊な診療科での経験しかなかったため、転職後も

「使えない」
「患者さんを殺す気か」

などと怒鳴られ毎日恐怖でした。

 

当時の優先順位の一番は「怒られないこと」。

いつしか「時間内で終わらせること」ばかり考えるように。

私なんかが看護してごめんなさいと患者さんに思うこともあり、なんのために看護師になったのか…と考え、心が折れて仕事に行けなくなってしまいました。

いつも自分に自信がなくて、責められているようでビクビク、20代はただつらかったです。

 

あるとき、オーバードーズや過食が原因で精神科に入院の話が出ました。

だけど、自分で変わることを決意。

楽しく生きると、自分と向き合うことにしたのです。

 

それから一般事務へ移り、ストレスを最小限に調整。

毎日自分の状態を日記に書いて、セルフモニタリング。

振り返りができるようになってから、過食や内服薬もなくなり、暗闇から抜け出すことができました。

 

そして、いまはこう思うです。

「転職27回は、私が看護師である自分を諦めなかった証拠」

 

 

私の感想

ここまで言い切れるようになったのかっこいいです…!

看護師としてのスキルはなくても、心の折れた看護師の気持ちはわかるからこそ、これから支援をしていきたいと語るもずさん。

 

もずさんが行うココオレプロジェクトでは、看護師が合わなかったら辞めるのもあり、ポジティブに自分の中で消化できるように支援していくことも考えているそうです。 

もずさんのブログ↓ 

kokoorens.com

 

3.  自身の経験からSANE(性暴力被害者支援看護職)として働く看護師

 

語った内容

過去に自分自身もDVを受けた経験があるふじこさん。

DVによる骨折で病院に行ったとき、ただの骨折だと思われて対応されてしまい、とても悲しい思いをしたことがきっかけでした。

 

以下ふじこさんが語り↓

そもそも、SANE(性暴力被害者支援看護職)とは?

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現在、SANEの課題。

海外では専門資格だけど、日本では民間の資格であり、数が少ない、認知度が低いこと。

思春期病棟など産婦人科など働ける場所が少ないことも一つあります。

 

聴講者からの質問①最初にどこに連絡するのがいいのか?

支援センターに連絡をするのがスムーズ。

東京ならば、江戸川区にあるまつしま病院が専門的にやっています。↓

まつしま病院|女性とこどもの「健康」を総合的にサポートします

 

聴講者からの質問②理学療法士、他の医療職者でもなにかできることはあるのか?

もしそういった話が出た場合にはすぐに報告してもらいたいこと、二次被害を与えないことです。

 

聴講者からの質問③DVをした夫も付き添って来る状況があったのですが…

DV被害の人は、相手も一緒に診察室までのこのこ来ることがあります。

多くの施設では一人になってもらって、直接本人から話が聞けるように工夫。

夫にDVをしから警察に言いますというと、妻はもうそこに帰れないんです。

 

妻が外に出られない状況というのもあります。

私自身もそうでしたが、こういうところがありますよっていう支援の場所を教えるとかでも違うと思います。

私は新聞の広告(支援場所が載っている)の切れ端を財布にしまっていました。

 

 

私の感想

看護師として働いていても、普段なかなか出会うことのないDV被害の方。

もしかしたら、見過ごしてしまっていることも多いかもしれません。

私は今回初めてSANEの活動を知り、もっと看護師にも必要としている人にも認知されてほしいと思います。

 

ふじこさんのブログはこちら↓

 

4. 慢性疾患看護専門看護師が考える「できない患者さん」である前に大事なこと

語った内容

慢性疾患看護専門看護師であるせんさん。

自身も慢性疾患で治療を続けている身だからこそ、見えてくるお話です。

以下せんさんの語り↓

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聴講者からの質問①怖い体験などをしないと、なかなか自覚しないのではないか?

怖い思いをしたときは、感覚が研ぎ澄まされているので介入するチャンスではあります。

例えばフットケアが気持ちいいという感覚から、合併症や身体への関心に繋がる。

気持ちを出しやすくなる環境を作るという考え方でもいいのではないかと思います。

 

 

私の感想

治療やケアが目的ではなく、生きることだったり生活することが目的で、その手段の一つに治療やケアがあります。

「できない患者さん」と考えるということは、治療やケアが目的になってしまう医療者の考え方ではないかと語る登壇者のせんさん。

 

つい「できる患者さん」「できない患者さん」とレッテルを貼ってしまったり、比較してしまうことがあるかもしれません。

これは、すごくドキッとしました。

 

あと、このツイート大きく頷きました。

 

5. ある事件から人間関係の路が拓けた看護師

 

語った内容

看護師の仕事のなかでも、かなり悩みが多い人間関係について、自身の経験から語ってくれたまむ吉さん。

以下まむ吉さんの語り↓

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私の感想

仕事より大変だったのが、人間関係。

メラビアンの法則に出会って、実際に行動して変わったまむ吉さん。

初めてこうして人前で発表という緊張のなかでも、ちゃんと実践できていて素晴らしかったですね…!

 

まむ吉さんのブログ↓

kokushiwotaose1.hatenablog.com

 

さてさて、前半戦終了~!!!

これから後半戦に向けて加速していきます(/・ω・)/

 

6. 看護学校受験を控えた、熱くて思い切りのある未来の看護師

 

語った内容

身近な先輩ががんで亡くなってしまった経験から、医療に興味を持つことになったりゅんすけさん。

 

以下りゅんすけさんの語り↓ 

医療ドラマとかの影響で情報を調べて、ノートにまとめたりとかしていたこともあり、ちょっと変わった性格でした。

でも、看護師とか直接的な仕事はあまり考えていなくて、「診療情報管理士」という民間資格を取って働くことになりました。

看護師でもスキルアップで取る人もいますね。

 

具体的には病院の医療事務、医師事務作業補助者(ドクターズクラーク)としての仕事をしていました。

・診療情報管理士とは

できたばかりの資格でまだ明確に確率化された職業ではないが、強いて言えば「カルテの質を向上・維持させる」職業。
業務はコーディング、カルテの点検、クリニカルパス作成のための統計データ抽出など。
ただ活躍の場がある現場は少ない。

・ドクターズクラークとは

医師事務作業時補助者、メディカルクラーク、メディカルアシスタントとも呼ばれる。医師の指示のもと医師の事務作業を請け負う職業。
業務は医師記録の代行入力、オーダリングの代行、診断書作成など。

※配布資料より抜粋

 

その後、病院の経営が傾いたときに、自分一人になってしまい、越権行為をしなければならないような状況も。

どうして医療提供側と経営側で剥離があるのかと疑問に思ったけど、看護師に「よくあることだ」と言われて納得できない自分がいました。

 

「事務は医療サービスを直接提供できない、なにも生み出すことはできないから、困っていることを全て請け負え」

と言われて、なんと理不尽なことだと思い、職場を辞めることに。

でも、辞めてどうするのか、、、となったときに、医師に「看護師はどうだ」と言われたそうです。

そして、二日後に看護師になるって決意。

 

ドクターズクラークは、人の人生に携わる仕事。

ソーシャルワーカーや看護師と相談して診断書を書いたり、スケジュールを決めていたので、私は人の命と人の人生に携わる看護師になると決めました。

なのに、

「予備校には誰も熱い人がいない!」

と思わず、北海道から来ました!

 

 

私の感想 

とにかく勢いがすごい。

それぞれに疑問を持って、あやふやにせず、自分が納得できる形で行動できるって…なかなかできることではないですよね。

4~5年後、一緒に働けたりしたら嬉しいです! 

今度は私たちが北海道に行く…かもですね(*ノωノ)

 

7. 「俺語るナイト行くから!」と友達の誘いを断り、登壇してくれた国際大学学生

 

語った内容

毎年、海外研修があるというすごい大学に通う野中さん。

最近イメージの悪くなってしまった中国について、熱く語ってくれました。

以下野中さんの語り↓

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この術式を受けるためには、いくらという自動販売機みたいなものがあるらしいです。

(前払い制?)

お金を持っている人が医療を受けられる、中国ならではの制度なのでしょうか…!

 

聴講者からの質問①日本で働いている中国人の看護師がいるのはなぜか?

中国の給料の差が倍くらいあることも。

15~38万円くらい基本給が違う。

社会保障制度が整備されていなくて給与が低いとかあります。

 

 

私の感想 

そもそも、超個人的な話ですが。

モロ、地元の大学生っていうだけでドキドキ(笑)

自分の病院だけに目が行ってしまうけど、日本の医療から海外にまで学生のうちから目を向けられるとかいいですねぇ~

こういうの待ってました!

 

しかも、当日誕生日という…!

本当にありがとうございました~~~!!!

 

8. 現実的な怖~い話をしてくれるポートフォリオワーカー

資料をお見せできないのが大変残念ではありますが、いろいろ事業をされている方です。

第一印象。

い、い、一体何者なんだ…

という感想しか出てきませんでした(語彙力)

 

語った内容 

さて、現実的な医療介護、看護師に関するお話。

医療費や病床数、人口統計に関するデータなどから、ベテラン看護師の肩たたきが起こっている状況の話まで、これが現実。

資格の価値は稀少性と生産性で決まり、数が増えると薄れるわけです。

7:1看護配置によって一時的に看護師の価値は上がったけれど…

これからは、「人間関係が悪いから転職」「残業が多いから転職」とか、経営サイドの足元をみる看護師は、いまのままでは生き残れない…?という怖い話です。

 

先が詰まっているのに「よーいどん!」で、みんなマラソンのゴールに向かって走る。

道を外してあえてレアカードになるのもあり、採用のときには弱みになってしまうことでも、あえて強みにすることもありです。

 

今後厳しくなる人は、動かない人。

こういう看護したいだけでもない。

看護師の仕事、「生き方」「活き方」「逝き方」においてもセルフデザインする時代です。

「やらない理由を他人や外の環境にしている間は何も変わらない」

 

 

私の感想 

個人的には、一番話を聞きたいと思っていた方。

現実をしっかりみなければいけないと痛感させられる、痺れる語りでした…かっこよすぎる!

なかなかデータと向き合うことが苦手というか、つい感情で動いてしまうのですがmしっかり裏付けしなければ。 

 

 

9. 患者も経験、今後どう生きていきたいか考えた看護師

 

看護師語るナイトも残すところあと二人。

ここまで来ると、みなさん本当にバックグラウンドがいろいろとあり、看護師の働き方の多様性ってすごいなと思います。

 

語った内容

彼女は実際に患者としての経験もあることで、また説得力があります。

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若年性がん患者として、慢性疾患を持つ看護師として現場で働いている彼女ですが、体調は万全とはいえません。

また、これから数十年後に週数回の治療をするかもしれないという状況において、考えること…

自由に動ける時間がないかもしれないため、一日18時間しかないと意識して生きています。

時間は限られているなかで、いま自分がやっていることは本当にやりたいことなのか、今後も続けていきたいことなのか…

考えるきっかけにしてほしいです。

 

 

私の感想

一日18時間って長いのか、短いのか…みなさんはどう思いましたか?

私は最近毎日があっという間に過ぎてしまうので、やりたいことはやれていると思うけど、あまりゆっくり考える時間がないとも感じています。

自分の時間と自分自身としっかり向き合っていきたいです。

  

↓自分自身の患者の体験を生かして、STAND UP!の活動を積極的に行っているそうです。

standupdreams.com  

 

10. 自分の身体を使って検証した熱い理学療法士

語った内容

我らがケータリング担当のみやっぷさんは、もうスライドも筋肉も熱い…!!

そして、めっちゃええ声…ええ声なんですよ。

以下みやっぷさんの語り↓

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私の感想

2020年の東京の熱い中でオリンピックとかどうなんだろうかと議論があるなか、実際に検証するために身体を使うという…さすが理学療法士さん。

東京オリンピックにあたり、看護師として、医療職者としてできることはなんなのか…

とてもいい刺激になりました((((oノ´3`)ノ

 

フリートーク

今回看護師でない方々の参加もあり、ぜひ語ってください~とお願いしました!

 

ケアマネージャーのあくびさん

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「様子を見る」って看護師がよく使っちゃう件について物申してくれました。

以下あくびさんの語り↓

様子を見るって、実際に患者さんや周りはよくわからないですよね。

「良くなるのか、悪くなるのか?」
「ご飯食べていいの?」
「お風呂入っていいの?」
「デイサービス行っていいの?」

という患者さんからの言葉も聞かれます。

 

どう様子をみるのか…

「熱が〇度以下なら~」
「塗り薬がなくなるまで」
「下痢が止まれば」

と言ってくれたら、分かりやすい。

みなさんそう言っていますよね…?(笑)

 

簡単に使える言葉だけど、相手は不安になります。

でも、看護師の「もう大丈夫ですよ」という言葉で安心もします。

 

なので、具体的に伝えましょう~!

 

というケアマネさんからのお話でした!

 

 

続いて…

前回の語るナイトで主催だった安藤さん

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前のケアマネさんの話の続きからスタート。

 

ケアマネさんって介護の領域ではマネジメントする立場なので、医師くらいの立場でもあり、この情報が欲しいというその言葉の意味は大きいです。

多職種の意見は重要、看護師だけが突っ走るのではなく、その人を支えている職種全体で同じ方向を向いていくのが大事と語ってくれました。

 

しかも! 

「看護師語るナイトができたのは、セラピスト語るナイトをやった私のおかげではないか!」

と語った安藤さん…

うん…そうともいう(笑)

 

いやいや、本題本題。  

そもそもリハビリテーションってなんだろう…

みなさんなんとなく使っていませんか?

 

語源は【re(再び)とhabilis(適した)】。

果たしてなにに適応するのか…?

 

それは、いまの日本の社会にというのが重要であり、理学療法士だけではなく、看護師やみんなに通用する話です。

リハビリテーションは、身体機能やADL向上のイメージが強いけど、それだけではない。

それを支援していくのが理学療法士や医療職種。

 

「怪我、骨折→車いす→社会に適応していく」という流れが一般的。

その人の状態を良くしようとするセラピストも多いです。

(個人モデル、医療モデルともいう)

 

また、二足歩行の社会が当たり前になっていますが、エレベーターがあれば車いすの人も使えるため、それで障害はなくなります。

しかし、すべてのところにエレベーターは難しいですよね。

 

もし、周りにその段差や階段を乗り越えるのを手伝ってくれる人が何人かいれば、いわゆる障害ってなくなると思います。

いまでいう障害者個人の能力をあげるのではなく、社会が合わせていく考え方です。

(社会モデル、人権モデルという)

安藤さん個人としては、その人には限界はあるかもしれないけど、社会をその人に会わせるのは限界はないと考えているそうです。

 

では、社会を変えるためには、どうすればいいのか。

小学校などの基礎教育に入っていけないかとは考えているけど…まだ模索中。

でも、同じように考える人が一人でも増えていってもらって、セラピスト語るナイト、看護師語るナイトみたいなものをどんどん開いていって、社会を変えていけたらなと思います。

その人を良くするだけではなく、社会とその人との適合性を上げることが大切ということを、心の中に持ってください。

 

 

トリを務めた安藤さん。 

リハビリテーションという言葉は、理学療法士などのリハ職だけの言葉ではないことに再度気づかされた人も多いのでは…。

看護師とか理学療法士、ケアマネージャーだとか職種の壁よりも、はるか上にあるリハビリテーションという概念。

ほんコレです、看護師の楽しさはこうした部分にも。

めっちゃ深い、深すぎる…。  

 

運営後記

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個人的にすごく良かったなと思ったこと、とにかく皆さんの反応が嬉しかった。

 

実は今回、登壇者を募集するにあたり、自ら語りたい!と言ってきた人は2~3人でした。

看護師は他の職種と比べて、症例検討であったりとか人前で発表したり、セミナーを開いてしゃべる機会がないから、少なかったですね。

でも、いまなにか成功している人でなくとも、経験年数やらスキルがなくとも、もやもやした語りたい気持ちがあればそれでいいと思ったのです。

 

そこで、私からTwitterのプロフィールやツイートをみて、「この人語ったら面白そう」「この活動知ってほしい」と思った人に声をかけさせていただきました。

最初は、「えぇ、私なんかが」と戸惑う人もいますが、次第に「こんなチャンスないから頑張ります」と前向きに考えてくれるように…。

 

当日語るナイトが終わったあとも、登壇者や聴講者の方々がそれぞれつぶやいてくれた内容が、とても生き生きしていました。

全員分載せられずすみません…( ;∀;)

 

看護師語るナイト、やりたい!と声をあげて良かったなぁ。

おぬさんが私の弱い部分をカバーしてくれたり、ケータリングお手伝いするの買って出てくれる方々がいたり、年齢や職種もバラバラなのにみなさん楽しそうですごく幸せな時間でした。

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※顔見せOKな人だけ(笑) 

 

まだまだ、余韻に浸っています(笑) 

全員に感謝の気持ちです。

有難うございました((((oノ´3`)ノ

 

 

とか、しみじみ言ってますが、たぶん冬に「メディカル語るナイト」をやるので。

 

また駆け抜けますよ~!!!(笑)

 

最近の活動内容はこちら↓

www.yumikaorururu.com

 

それでは~!!!