看護師兼ライターしらいしゆみかのブログ

フリーランスで働く看護師兼ライター。いろんなところで働いた経験から、看護師の働き方や悩み、生き方について本音で語るブログ。たまに雑記も。

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看護師の転職で失敗?私の反省点まとめ

 

こんにちは!看護師兼ライターの白石弓夏(しらいしゆみか@yumika_shi)です!

 

みなさんは転職失敗したことありますか?

 

え?今そう感じている?

それは、それはお察しします(笑)

 

私は今までに5回転職をしていますが、そのうち3回はちょっと失敗だったかもなぁ…と思うことがあります。

もっと事前に準備していればよかったなど…いろいろ反省です。

 

今回は私の赤裸々な転職失敗談を紹介…!

そこから反省点をそれぞれ3つにまとめてみました。

 

もし、今後転職したい人がいたら、同じような失敗はしてほしくないと思うので、参考にしてみてください…! 

 

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プライベートな生活のことを重視しすぎた転職

転職時の状況

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初めての転職では、同じく小児科で働きたいと考えていました。

 

当時は将来的に結婚を考えている人と同棲をする予定だったので…

今までのような急性期の忙しい病院ではなく、落ち着いた病院がいいという理由で小児科のあるリハビリ病院に決めました。

(転職会社は使用せず、知り合いの紹介のみ)

 

また、職場自体は働きやすく、スタッフはゆったり働いているといった感じでした。

治療でバタバタ忙しいのではなく、ほとんど生活の場という感じだったので、とっても気が楽…!

 

しかし、結局は結婚を考えていた人とは破局

私がこの病院へ来た意味がなくなってしまいました。 

 

看護師としてキャリアや生活を考えることで自分らしい転職ができる

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「将来子どもができても働きやすいところ」

として転職しましたが、少し先走りしすぎた感じがありました。

実際にはまだ一緒にも住んでいないし、結婚もしていない…もちろん子どももいません。

 

看護師としてどうありたいかということは、二の次三の次になっていたのです。

生活についての計画は練っていたけど、看護師としてどうキャリアを作るか、どのような看護師として頑張りたいかなどについても一緒に考えるべきでした。

 

転職をしたのは、まだ看護師3年目の時点だったので、なかなかキャリアについて考えることは難しいかもしれません。

 

それでも、看護師としてゆずれないポイントや大切にしている部分など…

頭の中で整理しておくと、もっと看護師である自分らしい転職ができたと思います。 

 

働きやすさを年齢層や雰囲気だけで判断した転職

転職時の状況

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私が5年目のときに、小児科から成人の病棟へ転職しました。

 

まずは転職会社に登録し、給与は同等以上のところ、整形外科病棟があるところで探しました。

 

一つ前のリハビリ病院がスタッフの関係性がとても良かったので、次にいくところも人間関係は重視。

それ以外にも、通勤のしやすさや看護スタッフの年齢層などを気にするように。

 

なるべく私のような中途採用者でも、馴染めるような働きやすい雰囲気のところがいいなと思ったからです。

 

絞った病院の一つは、附属の学校などがなく、中途採用者も多くいるとのことでした。

そして、たまたま知り合いがいたため、職場環境の情報が聞けたことで最終的に決定。

 

実際に配属されてからも人間関係自体はそんなに気になりませんでした。

仕事終わりに飲みに行ったり、季節のイベントでチーム会をしたり、それなりに仲良く…!

 

年齢層は看護師6~8年目あたり(30歳手前)が一番多く、その上は主任と師長といった形だったので、同世代が多く和気あいあいとしていました。

 

働きやすさはさまざまな側面から考えることで、将来的にも働ける場所になる

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これで何か問題があったの?と思う人もいるかもしれませんが…

実は中途採用ばかりの病棟になると、一つネックになるのが、以前いた病院のやり方でバラバラであることです。

 

新人にとってみれば、いろんな先輩のやり方があって混乱するかもしれません。

このような場所だと、教育方針もバラバラなので、長く勤めても何か得られるものがあるのか?という不安は残ります。

 

現に3年以上勤続しているスタッフはほとんどいなかったからです。

 

働きやすさを重視する気持ち、同年代が働いているところに目を付けたのはそこまで悪くはなかったと思います。

私はゆるく働ければいいんだ!っていう人もいるかもしれませんが、たいていはある程度の年数はそこで働きたいと考えますよね。

 

そんなときに先輩が全くいない職場というのは、自分が管理職にならなきゃいけないケースもありますし、スキルなどに偏りが出てしまう可能性があります。

 

このような将来性が感じられない職場にあたらないように、年齢層の幅があるところ、それ以外にも働きやすさで注目するポイントは整理したほうがいいと思いました。

 

看護部長や院長が素敵なところ=いい病院だと思い込んだ転職

転職時の状況

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看護師7年目のときに都内へ引っ越し、転職を考えていました。

当時は転職会社を利用し、整形外科か小児科で働きたかったので、そこを第一優先にして絞っていきました。

 

また、前回までの反省点があるので、看護師としてどうなりたいかのキャリアも考え、職場の年齢層、将来的に働き続けられる職場かという点も注意しました。

 

そして、見学と面接をするタイミングで看護部長と院長からお話しを聞くことに。

 

病院をオープンさせたときの苦労話や、将来こうした取り組みをやっていきたいという熱い思いに心打たれました。

終始アットホームな雰囲気で、お母さんのような看護部長でした。

 

他にもいくつか病院はまわりましたが、条件も合っていたので、最終的に看護部長の考え方に賛同して決定しました。

 

しかし、実際に働いてみるといくつか驚くことがありました。

 

看護部長はあるスローガンを病院全体の目標としてあげていたのですが、それに関する取り組みはほとんど病棟では行われていませんでした。

そもそも、100床未満の病院だったのに、病棟で働いていても看護部長の姿をみることはほぼなかったのです。

 

また、病棟スタッフも普通に仕事をしていれば、人間関係自体は悪くなかったのですが…

看護師の患者さんに対する扱いや行動・言動が少しおかしいなと感じました。

 

その状況に関して、何度か提案したこともありましたが、大きな変化はなく…

このまま居続けると自分の看護が埋もれてしまうと思いました。

 

トップの考え方と現場の働き方がリンクしているか、チェックすることでギャップが減る

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見学や面接時に看護部長や院長の考えに共感して…ということはよく聞きます。

しかし、実際に働くのは看護部長や院長とだけではありません。

 

病棟のスタッフです。

 

トップの考え方と現場の考え方などは、きちんと繋がっているか考えなくてはいけないと思いました。

管理職やトップだけが突っ走っているケースは、けっこうあると実感しているからです。

 

実際に見学や面接時にその情報を得るのはなかなか難しいですが…

病棟見学のときにスタッフと看護部長がどのように関わっているか、患者さんへどのように声かけを行っているかなどは少しでも見ておくべきでした。

 

事前に想定できることは転職前に準備しておく

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私が紹介した転職例はすべてが失敗だったわけではありませんが、もう少しこの部分を考えておけばよかった、準備しておけばよかったと思うことはいくつもありました。

 

そう、事前に想定できることはあらかじめ準備しておくことが、転職が失敗に終わらない一つの条件だと思いました。

 

今回の私の失敗談から、事前に考えておくべきこと、注意することとは…

  • 看護師としてキャリアや生活についても考える
  • 働きやすさはさまざまな側面から考える
  • 管理職やトップの考え方と現場の働き方がリンクしているかチェックする

 

このように自分の考えを事前に整理しておくこと、より具体的にさまざまな側面から考え、優先順位を決めておくことも重要です。

 

そして、実際に見学や面接のときには、そのギャップがないか、現場で働く人に注意を向けてチェックすることが大切だと感じています。

 

忙しいからと転職会社の人に任せて安心してしまい、自分では何もやらないパターンもあるのですが、自分でどれだけ準備したかで転職後の明暗は変わってきます。

 

まだまだ転職時にチェックするところはあるのですが、それは次回に…!

私の転職ルール完全版としてより細かいところを紹介しましょう~!

 

私が実際に登録しているおすすめ転職サイトはこちら↓  

www.yumikaorururu.com

 

それでは~!